ラース・フォン・トリアー監督デビュー作、殺人鬼と自分を同一化していく男を描いていくスリラー
処女作にして変則的でかなり癖のあるショットが多く、トリアーの作家性はすでにこの時点で確立されていたんだなと…
捜査官が"犯罪の原理"に基づいて殺人事件の犯罪者視点に立って捜査していくうちに連続殺人事件の犯人と精神が同一化していく話。
シンプルな物語を抽象化しすぎて悪い意味でのアーティスティックになってしま…
ラース・フォン・トリアー映画全部観る
1作目 (ヨーロッパ三部作 一作目)
解説を読んでやっと理解できた。
犯罪にのめり込む。"こちら側"に引きずり込まれる。狂気的な映像も多々あるが、雰囲気と相…
捜査官が殺人鬼の行動を模範する方法論を取り入れた結果、殺人鬼と同一化していき狂気に触れるという、割とシンプルな物語。
だが、それに至るまでの過程が散文的かつ難解で、よくわからないような描写も多かった…
「犯罪の原理」は―
犯罪の行動様式を
心理的に―
理解していく手法です
理解? 生ぬるい事を
次の質問
「犯罪の原理」は
犯罪者の心理を―
再現する事から始まるのです
つまり精神分析に…
まあ技術賞を取ってるだけあるけど、逆にそこ以外は特に語り白も無いか…
催眠というのが監督の興味としてあるらしいんだが、こういうドリームライクな映像の大喜利で成り立ってしまうテーマなのであまり好きで…