良い悪いで語れる映画ではない気がする。
原爆の影響は45年経った今も残る。
長崎の祖母の家に預けられた4人の子供。今は亡き祖母の夫のこと、祖母の兄妹のこと、そして長崎に落とされた原子爆弾のことを通…
98分のうち90分くらいは吉岡秀隆含む子役4人のおぼつかない芝居が占めており結構ツライ。ほとんどワンシチュエーションで場面転換もほぼない息苦しさと、反戦反核的な長台詞の長回しシーンの多さにも気が滅入…
>>続きを読む日本での戦争を、自分の言葉で語れる人はもうほとんどいなくて、
その土地の民俗学的な語りを子どもの頃から馴染みのある語りとして真に受け継ぐ人もどんどんいなくなっていて。
教科書的な作品にも感じるけ…
リチャードギアのカタコトの日本語芝居が愛らしい。
小学生の頃ばあちゃんに連れられて広島の平和記念公園に言ったときのこと思い出した。それまで授業や映像で戦争の話はたくさん知ってはいたのに初めて肌でそ…
村瀬幸子の傘が強烈。黒澤の「生きものの記録」(55)が核に対する恐怖、本作は被爆地長崎。「生きものの記録」の施設の窓の雨、三船の迫力ある演技。本作にはその迫力がない。次作が遺作となる「まあだだよ」だ…
>>続きを読む松竹株式会社