八月の狂詩曲(ラプソディー)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『八月の狂詩曲(ラプソディー)』に投稿された感想・評価

戦争を体験したものには戦後なんて存在しないのかもしれない
aco
3.0

長崎から少し離れた山村を舞台として、被爆体験を持つ祖母と四人の孫たちのひと夏の出来事を描く。

鉦ら戦中世代と戦後に生まれた世代との戦争に対する認識の隔たりが描かれているが、同じ戦後世代でも父母の世…

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mura
4.3
ラストシーンの豪快さ素晴らしい。
最後の15分で突然崩れ出すおばあちゃんの激情と昭和平成が失った純粋な日本が無くなり、これからどうしていくか挑戦を突きつけられているような気持ちになった、

お盆なので見てみたが、やっぱりいいとは思わないな。
会話劇の様に進むが途中からながら観。
何がアレかというと、吉岡秀隆の大根っぷり。
「男はつらいよ」はリアルタイムで全て見ていたので、吉岡は幼い頃か…

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lisa
3.5
テーマ曲であるヴァヴァルディのスターバトマーテル(悲しみの聖母)が頭から離れん

「人間てなんでもすぐに忘れてしまうのね」

「俺は絶対忘れないぞ!」

映画を通せばリチャードギアを謝らせることも可能です。あらゆる忘却のエネルギーのなかでおばあちゃんはコアの部分にいるし、わたしたちもおばあちゃんの悲しみの洗濯機にのまれぐるぐると8月を無駄にしていくの…

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4.3

長崎から少し離れた山里で茅葺き屋根の一軒家に住む祖母の鉦(セイ)と夏休みの間泊まりに来てる孫たちとの一夏の交流を描いた話。
1945年8月9日に長崎に落とされた原爆をテーマにしてる。孫たちが訪れた被…

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