100本目のレビュー
冒頭の希林さんの料理の手際の良さに見惚れた。
トウモロコシの揚がる音が心地好く、香ばしい匂いまで漂って来そうなほど美味しそうで、私も輪に加わって食べたくなった。
お兄さんの…
すべてが自然体。
樹木希林の演技(と呼べないくらい自然)は、本当におばあちゃんの生活を覗き見しているようで今作も安定して素晴らしい、、
ゆかりさんが苦い思いをしながら、明るくその場を紛らわしていて…
一回じゃ理解できないほど難解すぎる。
物語が難しいというよりかは人間が難しい。
その行動が何を意味するのかとか仕草や言動にだいぶ注目しないとわからない。
けど多分わからないのは自分がまだ子供の立場だ…
感動するほど良いショットが驚くほど多くあったのと、カラグレのセンスがやはり良かった。ラストのクレーンショットが『羅生門』の逆バージョンみたいで、それが必要だったかどうかは別として面白い発想だとは思っ…
>>続きを読むお盆になり、久々に帰省することになった良多は、結婚したばかりだった。
医者の父と微妙な距離の良多は、渋々実家へと向う。
姉と母のどうでもいい会話、もう畳んだ小さな医院の診察室で資料を見返す父の背中
…
(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会