じゃじゃ馬ならしの作品情報・感想・評価

「じゃじゃ馬ならし」に投稿された感想・評価

tetsu

tetsuの感想・評価

3.1
白黒版を観たので、合わせて鑑賞。

豪傑な男・ペトルーキオが、
町で一番乱暴な女性・カタリーナと結婚したことで巻き起こるドタバタドラマ。

率直に言うと、白黒版の方が好きだった。笑

1時間という制限により、主人公とヒロインのみにフォーカスしていた前作と比べ、妹・ビアンカの結婚や廃屋の清掃シーンなど、原作をより忠実に再現しようとした試みは素晴しいと思うけれど、それが逆に物語を複雑にしていた気も……。苦

ただ、こちらに向かって話しかける「第四の壁」的な部分だったり、BGMに合わせて、突然、歌いだすという少し奇をてらった演出は嫌いではなかった。
主人公のヴィジュアルが若干、ヒース・レジャーに似てるのも良かった。笑
(後に作られた『ヒース・レジャーの恋のからさわぎ』は、『じゃじゃ馬ならし』のリメイクらしい。笑)

今では考えられない男尊女卑的なラストには、若干、驚いたけれど、当時もその部分は批判されていたそう。
そのため、原作が出版されたのち、『The Tamer Tamed』(直訳:『じゃじゃ馬馴らし馴らし』)や『ピグマリオン』(『マイ・フェア・レディ』の原作)といった本作の批判を反映した作品が数多く出版されたらしく、ある意味で、のちの文学に大きな影響を与えた作品とも言えるのかもしれない。

最近観たシェイクスピアの伝記映画『シェイクスピアの庭』では、仕事一筋で家庭を捨ててきた彼の晩年が描かれていたけれど、これが事実に近いのであれば、本作のラストは彼が望む理想的な結末だったのかもなぁと思ったり……。

監督のフィルモグラフィーを見ると、他にも数作品シェイクスピア原作を手掛けているようなので、引き続き、それらも追っていきたいと思った。
犬

犬の感想・評価

3.4
義務

イタリアのある村にやって来た青年は、そこの若い娘に恋をする
しかしその娘の父親は、その娘の姉が結婚するまで妹の結婚は認めないという
姉のカタリーナは、村でも有名なじゃじゃ馬だった……

シェイクスピアの同名喜劇の際映画化

カタリーナが大暴れ
ドタバタでした

少し笑える
いろんな人がいますね

家族の話
世界観もなかなかだった

エリザベス・テイラーが迫力あります
この翌年にゼフィレッリの名作『ロミオとジュリエット』が生まれる下地となったと言えなくもないかな。シェークスピア劇で音楽も同じニーノロータ。これで勉強してオリビアの衣装、登場シーン、舞踏会の演出等決めたんじゃないかなと勝手な想像。
どうしようもないじゃじゃ馬娘が夫に手馴づけられ、従順な妻となっていくのは現代で共感呼ぶかは疑問。只、貞淑な女に変化していく過程のリズの表情変化と美しさはさすが名女優です。
やみこ

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2.9

ワガママでヒステリックでプライドの高い女を謙虚で従順な女にさせたつもりが..オチが最高
qwerty6

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3.8
《La Bisbetica Domata》
(1967)
(122min.)
nago19

nago19の感想・評価

3.5
唐突な変貌はこれから夫を牛耳るための演技か。男より女が一枚上手だよ〜であってほしい。そうでないとDV映画。
Ayu

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-
ゼフィレッリのシェイクスピア作品いつのまにかコンプリートしてた(『Otello』はオペラの映画化)
シェイクスピア原作。

じゃじゃ馬というよりキ○ガイ??また、暴力で服従させる流れも気分のよいものではない。

原作ではそうした極端な話は一種の皮肉として機能しているが、映画版では極端な部分だけが切り取られてしまった感が否めない。

名優エリザベス・テイラーとはいえ、年齢的に「じゃじゃ馬」は少々厳しいように感じた。
カント

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4.4
シェークスピアのSM調教コメディ💡

ヒステリックでサディスティックな女を、更に強烈なサディズムで人権も自尊心もメッタメタにして✨白い物も黒と言わせる程に従順で貞淑な女に仕立て上げて…ラストは衆人監視の羞恥プレイ!大女優エリザベス・テーラーが身体はりました💡

おそらく10年~30年前ならば、こんなストーリーは社会に受け入れられないけれど…社会機構の変革を求められる今こそ!女性に対しては「こう有らねばならない」と言う示唆に富んでいます。

▼メインは豪傑のペトルーキオと、じゃじゃ馬のカトリーナの調教シーンだけど…
シェークスピアの物語り創作の術は500年の歳月を過ぎた今でも面白い😆
カトリーナの妹ビアンカは器量良しの美人。求婚者が競って訪問するけれど、じゃじゃ馬の姉カトリーナがネック😰
誰か、あのじゃじゃ馬の扱い方を知っている殿方は居ないものか。
そこへ持参金目当ての貧乏貴族ペトルーキオが現れる。豪傑のペトルーキオの、じゃじゃ馬ならしの行動が細部に渡って素晴らしい。腕力と恫喝だけじゃなく、ガサツに見えて才知が有る。

▼結局の所、カトリーナの変貌はシェークスピア(世の男)の願望を具現化しただけなのかも知れないけれど、じゃじゃ馬と、男の不甲斐なさを露呈させる滑稽劇として楽しかったです😄✨

▼(余談)冒頭3分頃に登場する豊満な夫人の胸元が大きく空いているのが印象的。昨日、鑑賞したルーブル美術館展(六本木・新国立で開催中)のヴェロネーゼの名画「美しきナーニ」の解説によれば、胸元が大きく空いているのは結婚している証拠らしい。
ヴェロネーゼの作品は1560年。
シェークスピアの生誕は1564年。
本作の豊満夫人を見れば、普通はルーベンスっぽい💡と思う所だけど……(年代の符号で)ヴェロネーゼを想起したのは間違いじゃなかった!と独りごちました😌
ラスト辺り、エリザベス・テイラー扮する夫婦が言葉なく見つめ合うシーンが大好きです。

いつもは原作の方が好きですが、この映画は、互いを思い遣る夫婦になっていく過程を、主役の2人が凄〜く上手に演じていて、私は大好きです❤️

歳を重ねても、、互いを見つめ合うだけで、温かい気持ちになれるような夫婦で在りたいと思っています。

その為にも、素敵な映画を観て、キュンキュンしなきゃと思います✨🤗
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