妖僧の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『妖僧』に投稿された感想・評価

るい

るいの感想・評価

3.5


案外あっさりめ🍜


3604日の修行を終えた行道は数珠をならすだけで生死を操ることができる。不治の病を患う女帝の祈祷にあたる。

妖僧ってタイトルからかなりの怪演を期待していたんだけど全然普…

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kinako

kinakoの感想・評価

-

修行後、俗世間にやって来た道鏡は、怪奇な術を使い人を治していた。そこへ、病弱な女帝を治してもらおうと、朝廷に招かれたが、女帝と恋に落ち・・。この映画の黒は墨の様で、それが白とコントラストになり、画面…

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のっけから妖しげな僧が出てくるからタイトルに偽り無し。序盤のアホらしいようなファンタジー演出に、衣笠の変態的センスが光る。妖僧が朝廷に蔓延る腐敗を法力をもって改革するが、実はこいつが後に道鏡を名乗る…

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20220123
年末にBSで大魔神シリーズやってるのを見て、大映の美術が堪能出来そうな時代物を探して何となくこれにしてみたんですけど、綺麗な画ですし、これも永田のオッサンの仏道やら反権力的な趣味が…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

2.9

大映らしい風格のある雰囲気と細かく作り込まれた美術、役者陣の威厳ある演技で最後まで見れるけれど、元が道鏡と孝謙天皇のスキャンダルドラマなので二人の年齢(道鏡は60半ば、孝謙は40過ぎ)を若返らせ共に…

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くぅー

くぅーの感想・評価

3.6

ずっと気になっていて、やっとのことで鑑賞。
市川雷蔵が長髪で道鏡を演じているが、史実を大胆過ぎるほどにアレンジした怪作。

3,600日の山籠り仏法修行にて、死人を甦らせる様な法力を得た僧侶、やがて…

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市川雷蔵が道鏡を演じる異色作
冒頭のおどろおどろしい雰囲気、ヒッピーのような姿からてっきり悪役でいくのかと思ったらそうはならず
寡黙で謎めいた怪僧だった前半に比べ、後半の盛り下がりははんぱない
いく…

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当時としては珍しかったであろう純真高潔な道鏡像…
道鏡役の市川雷蔵さんは、本来この役のために髪を剃ったが、監督の意向でフサフサロン毛&ワイルドなお髭姿となったそうな。つるつる美坊主道鏡、惜しかった……

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Kumonohate

Kumonohateの感想・評価

2.6

市川雷蔵のスタイルからしてB級感満点だがそんなことは無い。奈良時代、女帝・孝謙天皇の寵愛を受け権力の座を登り詰めた僧・道鏡の話。歴史で習った藤原仲麻呂の乱(恵美押勝の乱)も出てくる。

かといって、…

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