バルセロナで移民の手配師をしながら2人の子供を育てる主人公ウスバル。懐が深すぎるが故に身勝手な妻に振り回される苦労人で、ただでさえ悲惨な状況なのにそこからさらに追い打ちをかけるように病気で余命宣告を…
>>続きを読む余命2ヶ月の男が死ぬ運命にあるのに、周りの環境は容赦なく男に苦難を与えていく…。中年で家族を養っている男が死ぬときは安らかではなくてこんな感じなんだろうな。すごくリアルだった。バルセロナの底辺の生活…
>>続きを読む主人公や貧困層の人々と街の切迫感と焦燥感、家族や恋人への愛情が映像からすごい伝わる。季節が寒い時期なのも相まって、ハビエル・バルデムの男臭い体温まで感じられる。
イリャリトゥ監督らしい、男の体臭と狂…
ハビエル・バルデム目当てで。
バルセロナって言う大都市で、こんな貧困問題があるのも知らなかった。
beautifulのスペルを間違えてるって所が、ウスバルもまともに教育を受けて来れなかったって示唆…
備忘録。自戒。
与えることは時に人を傷つけてしまう。
ギバーはテイカーにもなる。
無償であること。
そこに生まれるものは数字を超えると思うから。
与えられた能力を人々のために使う。
それにしても…
ウスバルは肉迫する自身の死を悟る。モルヒネで朦朧とした意識の中、抱き続けた罪悪感と自己嫌悪がイヘの幻覚と、中国人労働者たちのように天井に張り付く死後の自分の幻覚を見させる。
娘との最後の会話では…
命の重さを丁寧に描いた名作。
綺麗事じゃない世界も綺麗で、生きる理由ってそれだけなのかも。
自分が余命いくばくもないことをほとんど誰にも言わなかった主人公が、ティト(兄)のディスコで、隣に座る若い…
わたしがイニャリトゥ監督を愛してやまないのは
彼が、生きることをためらいながも
生きる意味や己の存在意義を模索して
もがく人々を描き続けるからだ
中でもこの映画は
わたしに赦しを与えてくれる
バ…
所々映像が生々しく、映画と言うより
スマホで撮った様な映像に見えたのは、
よりリアルな移民たちの日常を
切り取ったという印象。
生と死、命と家族の繋がりが、
ずっと物語を織りなしている。
全体的に…