中盤までののどかな青少年ドラマが「召集令状」により一転、後半、怒涛の不条理悲劇に息を呑む・・・
もはや敗北間近のドイツ。
一見戦禍とは無縁なような農村。しかし敵方侵攻の兆候が見え始め、住民たちも足…
少年たちがかわいそうというけど、引き金を引いたのは少年たち側で、そこまで同情できなかった。もちろん、大人の都合に振り回されることに同情するものの、オチをみるに、「現実ではなく、自分たちがやったこと・…
>>続きを読むこれは凄い!
大戦末期のドイツで招集がかかった次の日に戦場に駆り出される少年兵の壮絶な話。
地元の生活の場である橋が戦場になる恐ろしさ。
戦況も分からず出兵する事に胸躍らせる少年達。
それまでの学…
国威発揚の美辞麗句に感化される年齢の純粋な少年たちに実際に起きた戦場での出来事を描いた物語であることに、鑑賞後に反戦の気持ちが高まる。
それぞれの少年の家庭環境の差による考え方の違いや、少年たちの内…
グレゴール・ドルフマイスター「Die Brücke」原作に基づいている
後退を教わっていなかった兵士たち
7人だけで守る橋
落とさなくていい筈の命
誰もが当たり前に帰れると思っていた
橋の上の霧…
個人的に何度も見る戦争映画のベスト。
戦争映画としてドイツという国は、アメリカから見ても悪役、人道的に見てもナチスの横暴による悪として描かれることが多い。
そこにおいて、少年兵たちを無知であるが…
第二次世界大戦末期、米軍の進軍が迫るドイツの小さな村。
兵士に憧れる無邪気な16歳の少年たちが突然徴兵されたという体験談をベースとした同名小説が原作。
訓練を始めて間もない夜間、出動の司令が発せら…
【反戦映画は少年を主人公にしてこそ】
西ドイツで第二次大戦終了後約15年たって作られた戦争映画です。
時代背景を一瞥しておきますと、ドイツが戦争に負けて、連合国4カ国に占領され、やがて西側の3カ…