この映画の意味するところは“人は見た目ではない”ということではなく、“人は見た目で判断してしまう”ということだ。
その残酷な事実をリンチは過剰なヒューマニズムに陥ることなく描く。その徹底した視点が…
高い知性と深い感受性を持つ人は、目には見えない人柄や背景までを理解して、人付き合いができる。
逆に、知性が低く未熟な人ほど、自分の物差しで測れるものだけを信じて相手への態度を決める。
自分を優位に…
醜い自分を受け入れてほしい、虐めてほしい、そんな欲望が発散された感じがした。
最後のお母さんのセリフで、ただひたすらに存在し、繰り返される自然と存在し続ける永遠という膨大なものの中での、自分の小さ…
デビッド・リンチ監督作品は理解不能なところがある。面白かったのは「ブルーベルベット」「ワイルドアットハート」ぐらい。「イライザーベッド」も真ん中当たりで挫折。「インランドエンパイア」は3分の1低度で…
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