不安定な芸術家を演じたらティム・ロスの右に出る俳優いないのでは?
演技なのこれ?共鳴しすぎて現実と演技の境界が溶ける。これがゴッホだったよっていう説得力。
揺れてる人の作り出すものって惹かれるよね…
アルトマンによるヴィンセントとテオのゴッホ兄弟の物語。生前。認められなかった兄を支えた弟。兄弟愛に比重が置かれ、ヴィンセントの狂気は掘り下げていない。BBCのテレビムービーをアルトマンと脚本のジュリ…
>>続きを読む登場人物の距離感がとても良かった。音楽もとてもよい。
淡々とゴッホの数奇な生涯を描きつつ、人間臭さと純真さとがよく伝わる。原題のとおり、弟の生涯が重なっているが、聖人でも決して順調でない彼が、悩みつ…
『ザ・プレイヤー』(92)前夜、低迷期最後を飾る作品だが、後への兆しはなく、低迷というより混濁し、その作家性が登場人物の混濁振りと一致し、不快ならまだしも、怠惰な時間が過ぎていくばかりだった。
異…
ヴィンセント・ゴッホの生涯というよりは、原題のとおりヴィンセントとテオのゴッホ兄弟の半生を描いた作品。
耳切り落としや拳銃自殺などエキセントリックな側面が目立つゴッホですが、弟テオの経済的支援をなく…
アルトマンなのでやっぱり狂気の側面がメインになる。現代のオークションの様子(実際の映像)とゴッホが小屋でくすぶって荒れてる様子をオーバーラップで見せる冒頭。自分は伝記映画を見るときには演じてる俳優を…
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