このレビューはネタバレを含みます
おそらく敬虔なクリスチャン(なんだろうと思っている)のスコセッシが描くチベット仏教の神性と信仰、ダライ・ラマ14世の半生。ややオリエンタリズムも目につくので遠藤周作“沈黙”の映画化は若干不安だな…無…
>>続きを読む【曼荼羅】
少なくともスコセッシによる宗教映画の中では『最後の誘惑』よりも統率の取れた内容で、違和感なく観れる。チベットの僧侶ダライ・ラマの「信仰と信念に基づいた」半生を丹念に描いた秀作で、はっき…
ダライ・ラマ14世が幼い頃に見出され18歳で即位し、インドに亡命するまでの話。争いのない平和な国なのに、自国の領土だと主張して侵攻してくる中国って…チベットに対する中国のやり方がひどすぎて言葉を失う…
>>続きを読む 見事な生きる現代史であり、ダライ・ラマ14世のヒストリー映画。
丁寧に歴史を紐解き、尚且つ世界を構築する些細なエピソードがあることで本映画の魅力を見事に引き出している。
ただ、上映時間が2…
1937年、チベット東部アムドにある田舎町。農家に末っ子として生まれた少年で、訪れた高僧の数珠を見て「僕のものだ」と言い放ったラモ・ドンドゥプ。次々と三年前に崩御したダライ・ラマ13世の遺品を言い当…
>>続きを読む『最後の誘惑』を撮る理由は分かる。だが、何故この映画を撮ったのか。
色々調べるとスコセッシ本人に仏教やダライ・ラマへの興味があっただとか、色々出てくる。90年代後期にアメリカではチベットブームが来て…
スコセッシ監督新作に向けての準備として初鑑賞。うーむ、なんか個人的にはハマりませんでした…うん、なんだろなぁ。そもそもこの映画の存在すら知らなかったわけで。まぁ、観たということで、壮大な映画だなぁ、…
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