若尾文子主演の原爆映画。戦後17年、広島は復興し人々は野球に熱中していた。原爆の傷痕が次第に消えつつあるのに直面する新聞記者が若尾文子に惚れてからの言動がみっともない。ショックシーンの音楽と演出が過…
>>続きを読む田宮二郎が演じる終戦17年後の広島で原爆投下の傷跡を探す記者の無責任な使命感と原爆を昔の事として忘れ去ろうとする現地の人々の対比に色々考えさせられる。
記者が原爆投下の傷跡を巡る風景は重苦しく生々し…
日活の『愛と死の記録』同様、原爆症を扱ったメロドラマだが、前半のセミドキュメンタリー調のままの方が良かったかな。
後半になるといつもの大映メロドラマになってしまう。
(それはそれで水準が高いものでは…
「原爆が落ちてから17年たった広島で悲劇を探そうったってムリだよ〜」と川崎敬三。でも川原には骨が落ちている。本当に忘れたのかただただ忘れたいのか。
江波杏子は原爆投下後に生まれたという設定でありな…