画家で詩人のコクトーらしさが結実した名画。シュールなおとぎ話で、少々残酷なテイストの隠し味。ディズニーのお子さまランチとは雲泥の差。1作目の「詩人の血」はブニュエル的な前衛映画だったが、本作はそれを…
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舞台を特等席で見ているような、ライティングとセットが美しい映画だった。
屋敷の中は薄暗く、燭台を握る手や壁の顔が不気味で見応えがある。
それとは対象的にベルの部屋や庭は明るく、明暗の差もまた綺麗だ…
『美女と野獣』は有名タイトルですが、こういうお話とは知りませんでした。
ヒロインは二人の姉に虐められている?シンデレラ的な?シンデレラは継母も意地悪でしたが、こちらは実父が優しくて良かった…
い…
記録用
ジャン・コクトー監督作品。
引きこもり中年の悲哀。
ディズニー作品で有名な美女と野獣ですが何度か映像化されておりジャン・コクトー版は1946年に製作されました。
原作はヴィルヌーヴ夫人版そ…
“怖くなんかないわ あなたと一緒なら”
一輪の薔薇にダイヤの涙、そして、その特別なプレゼントが遠く及ばない、特別な人からの特別な愛。🌹
画の造り込みはほんとに絵本の世界に入ったみたいで、遠近感と…
妖しげで耽美的な映像に、詩人としてキャリアを出発したコクトーによる詩的なセリフ、舞台や衣装にメイク、それらを彩る音楽。総合芸術としての映画を存分に楽しめる名作です。
人間の表面だけの美しさと外見こ…
ジャン・コクトーの観る
ひと気ない城に迷い込んだ父は
娘ベルの為にと薔薇一輪持ち去
ろうと。すると野獣現れ盗みと
引き換えに娘一人よこせと
久しぶりまた観るです
ディズニーのアニメやその他あちこ…