籠の中の乙女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『籠の中の乙女』に投稿された感想・評価

歪な空間に閉じ込められ、画面内の「常識」が観客にとっての「常識」とは異なる、というキリスト教原理主義的な設定(公開当時の2012年は革新的だった可能性もあるが…)。

気味悪さを描くのが上手すぎると…

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1夕
4.1
徹頭徹尾気色悪くて素晴らしい。
父親のエグい体罰シーンあたりから狂気により拍車かかってきてヤバかった。
暴力シーンの躊躇のなさがすげえ黒沢清っぽいね。
junko
3.0

何なのこれみたいなシーンがずっと続くんだけど、たまに可笑しくて笑ってしまうシーンもある

親が子供に洗脳教育するのも監禁描写を観て不快に感じるのも、根っこにあるのは生命の安定や維持なんだなと思う

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あまり深く考えずに感性で観た方が良いのかな。

ヨルゴスランティモス監督。

後になってカルト的人気が出るんだろうなあと、今もう既にカルト的な存在なんだろうな。

新進気鋭とか現代アートとか、わっけ…

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ピ
3.5
父は、世の中が汚くて外に出したいんじゃなくて、ただ子供たちが力を持たないように、もしくはつけないように、外に出しなくなかった。
みたいな感じがした。

可愛い子には旅をさせよって言うのにね……。

一度見ただけでその衝撃が脳ミソに刻まれる映画。ヨルゴス・ランティモスは狂っている。
数年前に視聴して、今もすべてのシーンを克明に覚えている。そんな作品にはなかなか巡り合えない。
とにかく狂っていると…

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Zise
3.8

家父長制の極大化した姿こそ独裁政権の姿ってことか。それを創作の力が上回る!!(上回らない?)


「聖なるイチジクの種」を鑑賞し、本作と似てる気がして再鑑賞。

ヨルゴス・ランティモスらしい不快な表…

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ヨルゴス・ランティモス初期作品。ギリシャ語の映画を観るのは初めてだ。ランティモスだから変な作品だとは思ったけど、日本のポスターのイメージと題名とは不釣り合いなかなり異常な話だった。原題の「犬歯」のま…

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3.8

これは不愉快だけどめちゃめちゃ面白い。ラストシーンとかももう、やっぱりな!!って感じでもう、最高だ。

憐れみの3章からの、ランティモス初期作から見直しウィーク。ランティモス節ってこんなにもあからさ…

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家父長制とか家庭の加害や抑圧の話だというのはわかるんだけど、それにしても強調された不快感が不快感のまま昇華されない印象で、すごく疲れた。

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