犯罪で溢れる黒人社会で、どう染まらずに成長するかを描いた作品。
冒頭、まじめだがキレやすいというキャラ設定を伏線に。物語は主人公がいつキレて犯罪に染まるのかを緊張感にして進む。
黒人社会のネガテ…
差別や偏見のために戦うべきは他にいるのに黒人同士で殺しあうスラム街。
親父の白人による陰謀の真実はともかく、黒人に限らず被害者同士で対立するってことはよくあるし、内部分裂を促すのは効果的なんだろう…
二部構成の第一部少年時代パートが1984年に設定され、レーガン/ブッシュ政権の二期目のポスターが大きく映る。また、映画の公開年である第二部の舞台1991年は、ブッシュ政権下であり、クリントン以前。
…
スラム街に生きるまともな少年の話
普通の映画はスラム街の悪者を焦点に当ててたりするけど、悪い環境ながらもまともに生きようとする。
同じ民族なのに銃で殺し合うなって言う強いメッセージを感じた。
平和を…
黒人が黒人を差別する。
それは現実として存在する。
それは
なにかの裏返しなのかな?
やるせない。
環境がひとを作る
って、こういうことだよね。
子どものころから
同じ地区で育った3人。
なのに…
白人と黒人との対立ではなく黒人同士の対立の話というのが、今まで見た黒人に関する映画とは少し違った。
ただただ無意味な対立で誰も望んでいないのにたくさんの黒人の命が奪われて行く。
キリがない。
ドラッ…
「ボーイズ'ン・ザ・フッド」
冒頭、サウスセントラル地区。慌しい声。兄ちゃんが撃たれたよと叫ぶ子供の声、学校、死体、報復、銃殺、今暴力には暴力で訴る若者の絶望感が見られる…本作は僕が生まれた年…
自分が10代の頃の90年代は見渡せばヒップホップ的なスタイルがもてはやされ、駅前はアメリカンギャングを模したような輩がたむろしていた。所謂、カラーギャングやチーマーと言われる族だ。(嫌悪していました…
>>続きを読むこの作品の肝となる人物は間違いなくフューリアスだろう。白人から黒人へ、黒人から黒人へと続く暴力の連鎖に、彼はその名の通り、最も憤りを感じている。そしてそんな現状に対して彼自身は知性と教育で立ち向か…
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