再上映で鑑賞。
忙しなくすぎるそれぞれの今から脱却するために、永遠を求めて過去(幻想)に憧れる。
例え過去に戻れても、現在に満足できなければ同じことの繰り返し。
アドリアナは現在で満足できるもの…
昼間のパリ(現代)と夜のパリ(1920年代)を行ったり来たりする中で、考えさせられる「現在の問題」と「幻想への憧れ」…いやーーー面白かったです。
正直途中まで「なんだ只のパリの讃美歌か…期待外れだ…
街並みがひたすらによかったです。
冒頭から一気に引き込まれた。
緑の瑞々しい昼間の風景が
だんだん日が暮れていくと
青みがかった夜の街に
街灯の黄色が映えてた。
タイムスリップものだけど
SF…
まぁ、徹頭徹尾うざったいし、やかましいし、しゃらくさいことこの上ないのだが、テーマが懐古であることと同時にビジュアルも映画の歴史に則った上での懐古であるから我慢ができる。
そして、過去/未来、なによ…
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