不良少女モニカの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『不良少女モニカ』に投稿された感想・評価

ダルデンヌ兄弟が2回目のカンヌ・パルムドールを受賞した『ある子供』の設定と非常に良く似ている。大人になりきれないハリーとモニカは、閉塞的な街の生活に嫌気がさしていた。2人はハリーの父親のボートを使っ…

>>続きを読む
4.0

不満だらけの現実から逃げ出したい17歳のモニカと19歳のハリーが出会う
おじさまたちがカフェで若者の恋の始まりを微笑ましく見守っている
仕事を辞めて家を飛び出しどこかの水辺で二人っきりで過ごす楽しく…

>>続きを読む
tomoko
3.9

北欧独特の湖や小屋、自然の美しさが画面越しでも伝わってくる。白黒だと湖がキラキラしてるのがカラーよりももっとキラキラだから好き。

モニカは映画のヒロインのような生活に憧れているから現実の生活では満…

>>続きを読む
kazoo
3.8

映画は、ストックホルムの片隅で出会った孤独な青年と、自由奔放な少女のせつな的な恋を描いた作品。2人は都会の喧騒や抑圧された日常から逃れ、自然のなかでのびのびと暮らすことを夢見て、海辺へと旅立つ。初め…

>>続きを読む
3.8

夏なので。

夏の勢いを感じる前半と、現実を感じる後半のコントラストがパキッとしていて、若かったし夏だった。

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとしても、きっと悪い種が芽を出していただろうから、な…

>>続きを読む
3.8

夏になると観たくなる作品の一つ。
映画の半分くらい?(と思えるほど印象深く)湖畔でキャンプする夏休みの定番メニューが占めている🏕️
あの心躍る解放感を思い出す。

でも、それはほんの一日か数日のレジ…

>>続きを読む
4.2

一見モニカが不良に見えるけど、周りの大人がモニカに何か助けようとしてくれたわけでもないし、そりゃこうなっても無理はない。ただ、恋人にとってはこどもを残してくれたし、仕事にを頑張るきっかけにもなってく…

>>続きを読む
うえ
3.2
ベルイマンの初期作品。
若い男女のすれ違い。というか、モニカがわがまますぎる。。
やっぱベルイマンは独特なショット撮るよね。スクリーンを越えてこっち側を凝視するようなショットが印象的。
kula
4.4

モニカがカメラを直接見つめるシーンは、後の映画における「第四の壁の突破(観客への直接語りかけ)」の先駆的表現。後のゴダールの映像にも、影響を与えているだろう。
また 自身で選択する という女性像、今…

>>続きを読む
KAKIP
4.9

記録用
イングマール・ベルイマン監督作品。

ベルイマン作品は好きなものばかりだがこれも初期作の中でかなり好き。
ラストシーンのこちらを挑発的に睨む主人公のモニカのシーンは格別にかっこいい。
映画史…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事