落穂拾いに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『落穂拾い』に投稿された感想・評価

3.0
ミレーの落穂拾いから市井のアウトサイダーアートまで。アウトサイドをつぶさにみつめては、ヴェルダのウィットに富んだカットが入り込む。そして、ラップ。
Kiki
2.9
落穂拾いという聞き慣れない言葉で、古典的な話をイメージしてたけど、違った。
腰を屈めて何かを拾う、そして、それが生きる糧そのものとなるという光景にどこか魅力を感じた。
山本
3.0
ヴァルダ映画はフィクションとドキュメンタリーどちらも汚いと言われていることやある一つの事柄の汚い側面から目を逸らさないという姿勢がそのまま作家性になっている。

ショットの監督
odyss
2.5

【やや物足りないドキュメンタリー】

(以下は2002年に書いたレビューです。)

「幸福」 で知られるフランスの女性監督アニエス・ヴァルダの新作。 

古来ヨーロッパに見られた落穂拾いという習慣を…

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貧乏人のもの広いドキュメント。
合間のラップ演出が好みじゃなかった。
2.5
この映画を本当に面白いと思えるほどの、自身の共感性、感受性、知識も持ってない。悔しいなぁ。
時折差し込まれるラップが印象的だった。
3.0

麦畑、ジャガイモ畑、ブドウ畑、マルシェ、ゴミ箱などなど様々なところで拾う人々。拾う仕草や所作の共通性を取り上げ、さらに拾う人たちそのものに関心が広がる。カメラキャップのダンスや、車窓の風景に自分の手…

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こめ
3.0

落ちたものを食べる人が理知的な猿に見える。
人間もハート型のジャガイモみたいに優生でないと見なされたものは社会からこぼれて、優生的な社会に生きてる人から見えないようにされる。そういう視座から見えない…

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「落穂拾い」が宗教的背景がある行為のようで、日本人にちょっと分かりにくい感覚なのかなと思う。
物を拾う人の取り留めのないインタビューをうまく構成して映画に仕立てあげる様は、廃材で絵や家を作る登場人物…

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mam
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ヴァルダが捉える様々な"拾う人"たち。

自給率100%を超える農業大国フランスでは食べ物が有り余る一方、食べるのに困る人もいて...。

じゃがいもなどの畑、りんごや葡萄などの果樹園、牡蠣の養殖場…

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