"落穂拾い"という行為が持つ意味とは。
名画にまつわる話や、監督の個人的な趣味・視点で進んで行くため、ドキュメンタリーとしては主張は少なめである。
落穂拾いの話から、食べ物や色んな物を拾って生活する…
アニエス・ヴァルダ初鑑賞。
テーマが面白い。面白いドキュメンタリーを撮るのに必要なのは何よりもまず着眼点なのだとよすわかる。
経済的な理由(これが一番多い)、芸術的な理由、政治的信条の表明…多様な…
ミレーの落穂拾いから市井のアウトサイダーアートまで。アウトサイドをつぶさにみつめては、ヴェルダのウィットに富んだカットが入り込む。そして、ラップ。
From Millet's gleaning t…
【やや物足りないドキュメンタリー】
(以下は2002年に書いたレビューです。)
「幸福」 で知られるフランスの女性監督アニエス・ヴァルダの新作。
古来ヨーロッパに見られた落穂拾いという習慣を…
麦畑、ジャガイモ畑、ブドウ畑、マルシェ、ゴミ箱などなど様々なところで拾う人々。拾う仕草や所作の共通性を取り上げ、さらに拾う人たちそのものに関心が広がる。カメラキャップのダンスや、車窓の風景に自分の手…
>>続きを読む(c) ciné tamaris 2000