お茶漬の味の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『お茶漬の味』に投稿された感想・評価

ぉゅ
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2022年 鑑賞 22-304-33
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
※4Kデジタル修復版
「麦秋」に続いて小津安二郎監督・脚本、野田高梧さんが共同で脚本による、地方出身の素朴で地味な暮らしを…

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むぅ
4.5

フィレオフィッシュが宙を舞った。


3人で飲んでいて、もうこのままうちに泊まりに来いと友人夫婦が言うのでお邪魔する事にした。マックに寄った帰りのタクシーの中で険悪なムードになり帰宅後夫婦喧嘩勃発。…

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バーや飲食店などの店を映す角度がかっこいい。最後のお互いのありがたみを認識するシーンが日本ぽくて良いなと思った。
彼の映画は日本人を考える、家族を考えるのにとてもいいと思う。
4.1
インティメートな、もっとプリミティブな、遠慮や気兼ねのない気易い感じ。

噛み合わない会話や小さな嘘の積み重ね、ギスギスした夫婦関係が些細なきっかけでほぐされていく。まさにお茶漬けのような優しい味のようなラストはついほっこりしてしまう。食というものが本当に生活、人生という…

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あ
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愛情は突然生まれるものでも、元からあるものでもなく、育むものなのかなァ
淡々とした叙述で、すれ違う夫婦とささやかな感情の再接近を描く。とくに大きなドラマはないけど、役者さんのうまさや物語の構成で飽きさせずに魅せる。最高。
4.2
言葉を多く交わさない、本音を言わないことの障壁だけでなく、それ故に伝わる愛情の奥ゆかしさがあった。
KOKI
4.0

この時代の”日本”はもう存在しないんだよね。寂しいな。何回、この時代に行きたいと思ったか。今は全部の情報が明瞭すぎてつまらない。日本の土着性や情緒が、滲み出ることがあまりない。明らかにアメリカナイズ…

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ふせ
4.0
「夫婦はこのお茶漬けの味なんだよ。」
小津の映画は本当に優しい気持ちになれるね。

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