ファウストの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ファウスト』に投稿された感想・評価

光と影の使い方が凄い、特撮っぽい手法も使っていて、あと、ミニチュアのモデル使って空撮みたいなのやってる人いないのかなと思ってたらムルナウがこれでやってた。

まだ日本未公開のある映画に最後の映像とか…

>>続きを読む

1926年に公開されたF・W・ムルナウ監督のサイレント映画、モノクロです
ドイツ表現主義
監督がドイツで撮った最後の作品です
原作はゲーテの戯曲です
ゲーテは学生時代に「若きウェルテルの悩み」だけ読…

>>続きを読む
-

フィルム・ノアールの儚く淡い夢。
多重露光によるクラシックかつ幻想的で神秘的なゲーテの詩的世界に恍惚としてしまう。
メフィストの黒い翼に包まれる街のファンタスティックな趣、亡霊のように朧げな人々、少…

>>続きを読む
ハ
4.5

ヤニングスは何処…と思いながら観ていたけど、メフィストだったとは。本当に素晴らしいですよ、ムルナウ。光と影の使い方に目が眩む。特に終盤、最後の死刑台までの演出は神がかり。言葉で落とすエンディングは翌…

>>続きを読む

魔法の絨毯で世界を見て回るシーンの凄まじい迫力とか、ゲーテが書いたことを絵にできるっていう根源的な映像化という行為そのものへのパッションなのだろう。そんなことが本当にできるなら、何をしたって構わない…

>>続きを読む
4.5

メフィストフェレスによって疫病が街中に広まり、多くの人が倒れていく。ファウスト博士は多くの人から救いを求められるものの、今まで読んでいた本も、信仰も、何も役にたたず、自らが行ってきたことに絶望をする…

>>続きを読む
100年前の特撮映画。
男女の恋の落ち方が、華麗。
多重露光と手作業のfx惚れ惚れする。
序盤の凄まじい禍々しさに期待したが中盤はどうもコメディっぽい。終わり方が胸熱で好き。

サイレント時代のレジェンド、紛れもない映像魔術。『サンライズ』でも書いたけれど、「この時代にしては…」とかじゃあなくピュアに新鮮で未知と感じる表現技法に出会える。オーパーツを見つけたような感覚だ。

>>続きを読む
RVP
4.3
ラングとは対照的に、輪郭の溶け入る絵画のよう。カミラ・ホルン抜擢の経緯が色々な意味で面白い。

あなたにおすすめの記事