監督の『ローズマリーの赤ちゃん』は大分前に観ました。
女性が誰しも多少経験したことある男性への嫌悪感。プラス幼少期のトラウマがあって、毎晩姉が隣でギシギシやってたらそりゃ病みます。
病んでいく過程が…
神経衰弱の女性主人公といい壁から突き出す大量の手といいこれは『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のおそらく元ネタではないか。ポランスキー映画では『水の中のナイフ』も微妙な力関係の変化によって破局を匂…
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ラストシーンで彼女の根本のトラウマ原因が示唆される。なぜ彼女が女性が多いエステサロンを職場に選んだのか、なぜ自分と姉の家に男性が入り込むのを嫌がったのか。姉と男の情事を隣の部屋で聞きながら、徐々に…
やっぱね、『ローズマリーの赤ちゃん』を観たら『反撥』も観なきゃいけないですよ。これはトイレの後は手を洗うぐらいのマナーなわけです。
この2つの筋としては、外的圧力が原因で内的崩壊が起こる、その過程…
"呼び出し音はイラ立つ"
日常に潜む得体の知れない恐怖と、その恐怖を交わしてしまうのか!という感覚が本当に恐ろしかった。ごく普通の風景や音が、一瞬で暴力的に襲ってくるようで。人を家に入れたくない気…
モノクロにカトリーヌ・ドヌーヴが映える。
セリフの少なさが物語に引き込む。
なぜ男性恐怖症になったか、ここまで嫌悪を抱くようになったのか、直接的なものはなにも描かれないけれど不自然な家族写真や時計…