このレビューはネタバレを含みます
コーリャン、ランタン、そしてルージュの紅三部作の最終作。中国の歴史を思わせる隆盛と没落や女性の悲劇と連鎖が描かれ、圧倒的な色彩と映像美が幻想と幻惑の世界へ連れて行ってくれる。ミュージカルのように音楽…
>>続きを読む冒頭の「女のビジネスは下らない」に眩暈がしたもののほぼ全編が女と子どもの目線で描かれており、強いフリをするしか生きる術がなかったコンリーの表情を観るだけで価値がある作品だ
動けなくなったエンドロール…
艶やかな上海。なぜだかチャン・イーモウ観ると眠くなる現象が起きるんだけど今回も。目の覚めるような赤や夕暮れ時、夜間、マジックアワーみたいな青の色味どれも美しく撮られてるなかに、黒い社会の仁義なきやり…
>>続きを読む前半の上海と島の後半、全てを知る親分と何も知らない少年、その間の女心で黒社会(トライアド)と絡めたなかなか良い作品。のっけから頻繁に映し出される主人公の目のクローズアップとその変化で、驚きの眼差しか…
>>続きを読む1930年代の上海の退廃と混沌。
雑踏に不安顔の少年のアップから始まる。
歌姫の小間使いとして仕える少年。
豪華な暮らしをするもギャング親分の愛人。
ギャング抗争で島の隠れ家に逃避。
牧歌的な景色…
最初の方でハァ?!ってなったミソジニーな描写(高飛車とかの方じゃなくて周りの男が小姐を蔑んでいるところ)が最終的に逆転した感じがして良かった。結末は破滅的で救いが無いけど、一部始終を知ってる子供が今…
>>続きを読むこれは見事なチャン・イーモウ監督の傑作!
タイトルから連想される「強烈な赤色」だけでなく、田舎の風景を描く時には「青く霞がかかったような色」も綺麗であり、さすがアカデミー賞の撮影賞ノミネート作品。
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もう3時間くらいあってよかった笑
映画に求める、見たことない景色を見せてくれたし、当時に連れてってくれるような画作りはこれぞ映画!って感じ。
設定、役者、画作り100点。
引っ張っておきながらの…
ストーリーがじんわり、でもぐっと心を掴んでくる悲しさ。すごくよかった。
華やかさと対比される虚無感。
中国の歌が綺麗すぎて、皮肉だった。
とにかく姐さんが人間として好きすぎる。
あとエンドロールも…