実際の映像でも、最終盤のヒトラーの衰えは隠せないが、ブルーノ・ガンツのヒトラー、精神的にも肉体的にも疲弊したヒトラーを好演している。
独裁者の寂しい最期の日々が、その凋落を見事にあらわしている。
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ヒトラーだけじゃなく、側近たちの最期もだけど、軍医の「いつでも死ねる」ってセリフが刺さった。それと同時になぜ生きたいのだろうと考えさせられた。
あの時代、死はすごく身近にあって、命を捧げる覚悟でヒ…
歴史ものとしてこういった映画はありがたい。
最後に実際に存命だったT・ユンゲが戦時を振り返る実際のインタビューが流れ、あくまで画面越しのフィクションだったものがノンフィクションになり、かなり良かった…