このレビューはネタバレを含みます
最期の12日間、どんなに虚勢を晴れども誰しもが敗戦するという事実を、受け入れたくないが受け入れざるを得ない。
そんな短いようで長い12日間
どうせ、死ぬのならやりたい放題やってやけになってる人、酒…
追い詰められて軍人にキレまくっても、女性の秘書やゲッペルス夫人には「優しかった」ヒトラーというのがなんとも生々しくて。現代日本のセクハラ・パワハラでも「あの人は(私には)優しかったからいい人」という…
>>続きを読むヨアヒム・フェスト『ヒトラー 最期の12日間』と、トラウドゥル・ユンゲの回想録『私はヒトラーの秘書だった』を題材に、オリヴァー・ヒルシュビーゲルが監督した、ヒトラーの総統地下壕における日々を描いた。…
>>続きを読む例のネットミームを知る前に観るべきだったなとずっと思っている作品。
ヒトラーの、ナチスの結末を皆が知っているからこそ、そのどうしようもなさがよく伝わってくる。ブルーノ・ガンツの演技が素晴らしい。
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