【1958年公開と言う事でクラシックな西部劇】
監督は、フィル・カールソン。
この人の映画で記憶に残ってるのは「ベン」(1972年)だなぁ~
怖い映画だった。
本作、主演は、父親役にヴァン・ヘフリ…
先住民族との戦いの英雄の父親と息子2人
そしてスー族とフランス人の血を引く兄妹
知らない俳優ばかりなのもあり全く先入観を持たずに観た
愛憎の物語で西部劇にしてはヒューマンドラマ色が強い印象
面白…
今でも通じる親子問題。
兄があそこまで暴走するとは重いもよらなかったが。ラスト、お父さんの気持ちも理解は出来るが力ここに及ばず...。
街を作ってきた絶大な力を持つこの父親でも子供には甘かったかな?…
時代の変化を黙殺してきた大牧場主と、父親の武勇伝を超えようとする長男との確執が、悲劇を生む
エドに計画性は無いものの、馬のために人を殺し、親に銃を向ける様は、ならず者だった
あの家庭で、自分を見失わ…
家の業が渦巻いて悲惨な運命へ向かう
父リーが大体の発端か…?
兄エドの気質は環境による影響も大きそう
その分対比的に弟ダーウェイの善性が輝く
ゆすりクズ爺さんや厳格な保安官など脇役も良いキャラして…