カジュアリティーズの作品情報・感想・評価・動画配信

「カジュアリティーズ」に投稿された感想・評価

Ken

Kenの感想・評価

4.5
目を覆いたくなります。人はどこまで残酷になれるのでしょうか。ベトナム戦争で起こった実話が基になっています。私はシリアスなマイケルJフォックスも好きです。
【ストーリー】
主人公はバックトゥーザフューチャーのマイケルフォックス(エリクソン)。舞台はベトナム戦争。実話。
彼の所属する5人小隊は長期の偵察に出かけるが、その道すがら現地の少女を誘拐し強姦する。エリクソンの努力も虚しく、ベトコンと遭遇した際に、黙らせる為その少女を射殺してしまう…。


この映画のポイントは、物語後半で帰還後エリクソンが上官に報告し軍法会議を求めるも却下されたことだと思う。
エリクソンの場合は最終的に公にできたけど、闇に葬られた戦争犯罪は無数にあるんだろうと思ってしまう。この映画はその氷山の一角を表現しただけなんじゃないかな。だからタイトルも複数形のcasualties of war 「戦争の犠牲者たち」なのかも。

従軍慰安婦問題を僕はよく知らないけど、かつての日本はもっと酷いことしてたかもしれない。


追記。
鑑賞中、セルジオレオーネ臭がしたから自信満々で調べたら、全然違った。アンタッチャブルとかのブライマンデスマだった。
セルジオレオーネっぽいと思ったのは映画音楽のエンリオモリコーネのせい。僕もまだまだだ。

あと、正直マイケルフォックスは戦争映画向いてないと思う。なんか、、青臭い。
それがバックトゥーザフューチャーではめっちゃよかったけど、シリアスな戦争物には違和感しかなかった。
まじで、くらいまくった。
自分の中ではまた新しい種類の戦争映画に感じた。愚行の極みだが、場所が戦地であることと、捕らえられた少女に対してやったことが、明るみになってはまずい、上司の行動など、戦争の地獄さがビンビンに伝わってきた。
ROY

ROYの感想・評価

4.1
デ・パルマが描くベトナムで横行した米兵士の犯罪の告発

ショーン・ペン×マイケル・J・フォックス×ジョン・C・ライリー

「この映画の物語は、1969年、ニューヨーカー誌のダニエル・ラング記者が初めて報じたベトナム戦争時の実話に基づいている」

2度目は見たくない戦争映画

■STORY
1966年のベトナム。ミザーブ軍曹の率いる分隊は、偵察任務の途中で少女を誘拐し凌辱した上に殺してしまう。ただ一人少女を犯すことを拒んだエリクソンは隊から孤立。彼は事件を上層部に報告するが、不祥事が明るみに出ることを嫌った上官に、左遷されてしまう。

■NOTES
この作品の原題は『Casualties of War』。”Casualty”は死傷者、犠牲者の意味。

南ベトナムの小村ソンミの100人を越す住人が米陸軍兵士によって虐殺された。女性を強姦し、子どもたちを銃剣で突き刺した。戦争中に実際に起きた「兵士による少女強姦」という事件(丘192事件)を、戦場に於ける犯罪を告発した退役兵士の回想として描いた作品。

クライマックスの戦闘シーンは、『戦場にかける橋』で有名なクウェー川鉄橋で撮られた。

デ・パルマが『アンタッチャブル』の次に制作した作品。そしてマイケル・J・フォックスは『BTTF2』が公開された年に出演していた作品。

メソジスト派とルター派

音楽はエンニオ・モリコーネ

ここでもデ・パルマの演出は冴えてる

ジョン・C・ライリー痩せてるな

ママさん、ニャー

“Go to hell, sir”

チャオ・アン
実際に起こった、アメリカ兵の信じられない愚行から、ベトナム戦争の本質が垣間見える傑作。

いつどこにいても油断できない、殺さないと殺される空間。そんな極限状況の中でベトコン、共産主義から守る名目でアメリカが勝手に始めた戦争が、民族への憎しみ、そして狂気へと変わっていく。

アメリカ兵が異常空間で感覚が麻痺して狂っていく様が、唯一まともなアメリカ兵エリクソンの視点から描かれて、これこそもっと多くの人が知るべきベトナム戦争の真実だと感じました。

個人的に、戦争映画はまた観たいと思えるかどうかも評価の判断軸だけど、そういう意味で、今作はもう二度と観たくないくらい後味が悪く、インパクトがあったので、素晴らしい作品だと思います。

もう観たくないけど、マイケル・J・フォックス、ショーン・ペン、デ・パルマにモリコーネと、最高のメンバーが揃い、非の打ち所がない完成度の作品です。
KOSHIMA

KOSHIMAの感想・評価

3.7
お調子者役の多いマイケルJフォックスの真面目な役ということで鑑賞!!ベトナム戦争での慰安問題にフォーカスを当てた、かなり重い作品でした。上官も国際問題がどうとかの理由で揉み消そうとするし、上がクズなら下もクズしか育たんわって思った。日本も慰安問題が取り沙汰されるから決して他人事ではないと感じる作品でした。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.8
▪️Title : 「カジュアリティーズ」
Original Title :「Casualties of War」
▪️First Release Year:1989
▪️JP Release Date :1990/02/10
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-461 再鑑賞
🕰Running Time:114分
▪️My Review
〜エンニオ・モリコーネを偲んで④〜
ブライアン・デ・パルマ×マイケル・J・フォックス×ショーン・ペン×エンニオ・モリコーネ、この最高メンバーで興行的にも評価的にも散々だった作品です。1987年の『アンタッチャブル』によって念願の大ヒットを飛ばしたデ・パルマ監督が、自身初となる戦争映画へと挑戦した意欲作だったんですけどね。
本作、ベトナム戦争を舞台に、現地の少女を誘拐、強姦、殺害した仲間を告発しようとする陸軍兵士の孤独な闘いを描いた戦争ドラマです。ベトナム戦争中の1969年に「ニューヨーカー」誌に掲載された実話を基にしました。この記事は1970年に一度西ドイツ映画(ミヒャエル・ヘルホーファンの『O.K.』)として製作されており、エリア・カザン監督の『突然の訪問者』もこの記事に影響を受けているといわれています。
不評を買ったのは、デ・パルマ監督が、本来得意なサスペンスやケレン味のある演出ではなく、実話をモラルを持って描いたことが嫌われたのかも知れません。
しかしながら再鑑賞していくと、本作では実話をもとに真剣に戦争というものと向き合おうとしているのが、観れば観るほど伝わってきます。だからこそリアルを感じる作品に仕上がっているんですね。そう、戦争というものが 相手の人間を殺してしまうだけではなく、兵士自身の人格までをも壊してしまうという点に鋭く踏み込んで本質を描いています。そしてその痛みや切なさそして人間の恐ろしさを、モリコーネのスコアが見事に奏でています。
そして、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどの出演で、コメディ派俳優として知られているマイケル・J・フォックスが、倫理観を付き通し、正義のために上官や同僚を告訴する兵士をシリアスに演じています。人格が壊れていく上官を演じたショーン・ペンの演技も素晴らしいです。さらにジョン・C・ライリーやジョン・レグイザモ、ヴィング・レイムスなど、のちに活躍する実力派俳優も出演しています。
クライマックスの戦闘シーンは『戦場にかける橋』で有名なクウェー川鉄橋で撮影されたんですね。

物語は。。。
1966年、ベトナム。ミザーブ軍曹の率いる分隊は、偵察任務の途中で少女を誘拐し凌辱した上に殺してしまいます。ただ一人少女を犯すことを拒んだエリクソンは、隊から孤立。彼は事件を上層部に報告するが、不祥事が明るみに出ることを嫌った上官に、左遷されてしまいます。。。

▪️Overview
1966年、ベトナム。アメリカ兵エリクソンの所属する小隊は敵地の偵察任務に就く。そんな中、上官のミザーブ軍曹を筆頭とする4人の兵士が現地の娘を誘拐し、レイプしたあげく射殺するという暴挙に走る。彼女を救うことができなかったエリクソンはその件を軍上層部に報告するが、それが原因でミザーブらから命を狙われることに……。上官たちの犯罪に苦悩しながらも、やがて告発へと至る若き兵士、その孤独な戦いと葛藤を実話に基づいて描く。(引用:映画. com)

監督、ブライアン・デ・パルマ。
音楽、エンニオ・モリコーネ。
出演、マイケル・J・フォックス、ショーン・ペン、ジョン・C・ライリーやジョン・レグイザモ、ヴィング・レイムス。
戦争において現地村民の女性を慰安婦として隊に無理矢理同行させて咳が酷くなったから殺す。
という映画。

様々な戦争映画や漫画などでも似たような描写が展開されたりするが、それを戦争の中においてのちょっとした出来事としてストーリーに組み込んだり、それを戦争においては普通の事の様に見せる映画もあるが、この映画の主題はそれのみ。
そして、それが戦争という窮地の状態でまかり通るのか否か。
それを心の葛藤や戦場の緊張感をもって描いていく。

ショーンペン演じる隊長のクソ程イヤな役をこなす演技がまず凄い。
マイケルjフォックスはメチャクチャいい人に描かれてて流石スターと納得。

映画における「二度とこんな事しちゃダメでっせ」系戦争映画の部類としては切り取り口は斬新なのかも。
ys

ysの感想・評価

3.5
7月6日に91歳で亡くなった、
エンニオモリコーネの追悼鑑賞です。
セルジオレオーネ、ジュゼッペトルナトーレ、
ベルトルッチ、タランティーノの多くの作品に名曲を遺しました。
遊星からの物体Xや、アンタッチャブルも。
映画ファンの壮大な名作ドキュメンタリー、
サッドヒルを掘り返せ🎬に出演しています。
ご冥福をお祈りします。🙏
https://www.google.co.jp/amp/s/www.udiscovermusic.jp/news/ennio-morricone-composer-dies-91/amp
デパルマ✖︎モリコーネのベトナム戦争映画。
米兵によるベトナム少女のレイプの実話がテーマ。
エリクソン上等兵がマイケルJファックス。
ミザーブ軍曹がショーンペン。
デパルマのドキュメンタリー、デパルマ🎬に
この2人の確執が出てきます。
TVスターVS 演技派。
マイケルのシリアス演技は珍しいけど、
不安と反して、逆にとてもよかった。
ベトコン(南ベトナム解放民族戦線)は、
VCと呼ばれている。
ミザーブは少女もVCだから何をしてもいいと言う。
エリクソンは少女はVCじゃないと言う。
いつ殺されてもおかしくない状況で、
人道から外れるのが大多数。
人道を守るのはほんの数人。
戦場では正しい人が孤立する。
ドアーズの名曲、ハロー・アイ・ラヴ・ユー♬を
少女に話すように歌う米兵。
そして、告発を決意するエリクソン。
そこからまた地獄の戦いでした。
誰も兵士を悪者にしたくないけど、罪は罪ですね。
モリコーネの音楽は、ワンスアポンアタイムインアメリカ🎬と似ていて、
パンフルートの独特の音色がよかった。
原題は、戦争の犠牲者。
どう見てもカジュアルティーズだと思うけど、
なぜかカジュアリティーズ。
プラトゥーン→プラトーンの変題に対抗したのかな?

🏆ベトナム戦争映画ランキング🏆
5.0 プラトーン、
4.5 フルメタルジャケット、ランボー、
4.0 地獄の黙示録、ディアハンター、
3.5 カジュアリティーズ、
xxxxx

xxxxxの感想・評価

4.0
おそらく20年ぶりくらいに観た。

当時の記憶は薄っすらと残ってた。

昔から戦争映画が好きなんだけど、最近気づいたのはベトナム戦争が好きなんだな…ってこと。

好きって書くと語弊があるかもしれないけど…

イラクとか中東の戦争じゃなくて、緑色の迷彩服を着てジャングルで戦うのが好きなんだと思う…。

ジョン・レグイザモとかジョン・C・ライリーとか改めて観るとけっこう豪華なメンバーだった。

年代的にもこのくらいの時の映画はやっぱり良いね。

内容について何も触れてないけど、この映画も良いね。やっぱり。
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