このレビューはネタバレを含みます
井浦新の何か隠していて、ずっと言い出せない姿が印象的だった。父親とのお店での「俺も組織の人間だからわかる」という言葉を発端に感情が溢れ出す演技、その後の部屋に戻っていくまでの音の描写が秀逸だった。
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日芸映画祭2023「移民とわたしたち」にて、ヤン・ヨンヒ監督トークの回を鑑賞
「スープとイデオロギー」のヤン・ヨンヒ監督唯一の劇映画。
父親の意向に従い、帰国事業で北朝鮮に渡っていた兄が頭部に腫瘍…
監督トークショー付き
ヤンヨンヒ監督の人柄がすごく好きだ。
以前監督の話を聞いた時も同じように思った。
以下自分のための備忘録▼
・映画祭のタイトル「移民とわたしたちって」そうやって線引きしな…
めちゃくちゃ良かったし、やっぱドキュメンタリー出身の人だから手持ち、長回しの使い方が死ぬほど上手い……
ただ終盤のグッとくるシーンに外で撮影隊に文句つけてるヤバオバハンの声がガッツリ入っててちょっと…
FFさんに教えてもらった作品。
北朝鮮という国に翻弄される家族の切ない物語に胸打たれた。
この作品の監督ヤン・ヨンヒ自身の体験を元に、北朝鮮と、日本に暮らす自身の家族の境遇を描く家族ドラマ。
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帰国事業の事はこの映画で初めて知った
北朝鮮には人権がない、というイメージはぼんやりとあったけど
この映画では、命も本人のものではない
と突きつけられてしんどかった
安藤サクラさんの、負の感情を…
帰国事業により25年前に北朝鮮へと渡った兄が期限付きで日本に戻ってくる。監督の実体験に基づく家族のドラマ。決して自由になれたわけではない兄と、帰宅を喜ぶ家族たちのコントラスト。どこか悟りの境地に達し…
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