傑作「スープとイデオロギー」を撮ったヤン・ヨンヒ監督の過去作がポレポレでまとめて上映されておりまして。2週かけて全部観ました。観た順番は「ディア・ピョンヤン」「愛しのソナ」「かぞくのくに」なのですが…
>>続きを読む日本で生まれ育ち16歳の時に帰国事業で北朝鮮に移り住んだ兄が、脳の腫瘍の治療のため25年振りに3ヶ月だけ日本に戻って来ることになり、家族や友人と触れ合う様子をドキュメンタリー・タッチで描く映画。面白…
>>続きを読むネタバレ
北朝鮮帰国事業者、一時的来日滞在時の悲哀
内容は軽くはない。ヤンヨンヒ監督の実体験がベースになっているとのこと。
在日朝鮮総連幹部の父親が北朝鮮帰国事業に16歳の息子を託し、離れ離れに…
北朝鮮問題を題材にした作品って、韓国対北朝鮮が多いので、日本対北朝鮮ってのが意外に新鮮。
「ここ、一番観て欲しいとこ!」って場面より何気ない一言が意外に響いたりする。
単純な映画として評価するなら…
「スープとイデオロギー」を観てガーン…と衝撃を受け…ヤン・ヨンヒ監督の過去作を観てみる。
キャストも好きな方ばかりだったし。
「スープ…」で監督自身が語っていたオッパの話か…あのお母さんはこうして…
安藤サクラを始めてみた映画。ぶっきらぼうだけど、演技はわかりやすく、いい女優さんだと思った、サッカーボールを買う主人公。日本のギャップもさる事ながら、又帰国する緊張感。全く笑顔にならないのは仕方ない…
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