原題は地獄。
22年前に父親が起こした事件と死がトラウマとなり三姉妹のその後の人生に深く影響を与えていく。
エマニュエル・ベアール見たさに行ったようなもんだけど、
このベアールは『愛の地獄』を…
既にこの世を去ってしまったが、何れ作品の監督を考えていたであろうクシシュトフ・キェシロフスキ監督の脚本での、ダンテの神曲の「地獄」篇の作品。(PS:天国篇「ヘブン」は既に鑑賞済み)を彼(ダニス・ダノ…
>>続きを読む生前にクシシュトフ・キェシロフスキが残した脚本を元に撮られた『ヘブン』(トム・ティクヴァ監督, 2002年)に対して、この『美しき運命の傷痕』(ダニス・タノヴィッチ監督, 2004年)は、構想として…
>>続きを読む列車でパリにもどるとき進行方向逆向きに座ってるのが"行く"のをくりかえすのとは違う、まさにプレイバックのような"戻る"感があって悪くなかった。"運命と偶然"とやらからラスト筆談の紙がとんでいくのから…
>>続きを読む神と人間がひとつであったから悲劇があった。信仰の無い今、あるのは惨劇だけだ。
両親の事件と、三姉妹のうち、長女の夫の不倫、次女の教授との過去の不倫の三本立の話が並行して語られるからややこしかった。…