このレビューはネタバレを含みます
既にこの世を去ってしまったが、何れ作品の監督を考えていたであろうクシシュトフ・キェシロフスキ監督の脚本での、ダンテの神曲の「地獄」篇の作品。(PS:天国篇「ヘブン」は既に鑑賞済み)を彼(ダニス・ダノ…
>>続きを読む神と人間がひとつであったから悲劇があった。信仰の無い今、あるのは惨劇だけだ。
両親の事件と、三姉妹のうち、長女の夫の不倫、次女の教授との過去の不倫の三本立の話が並行して語られるからややこしかった。…
フランス映画ならではの、どろどろとしたら3姉妹の男女の関係に家族を絡ませた、サスペンス調の作品。フランス女性の愛情表現に感心したり驚かされたり。でも、やっぱり日本人にはいろいろ判り難いところがありま…
>>続きを読む公開時映画館で見たはずだけど内容は忘れてました。
父親が裸の少年と一緒にいるところを見てしまった娘。母親は失語症になり3姉妹も色々と鬱々。フランス人ってほんとに色恋いのちなんですね(大学生の三女は若…
キェシロフスキはダンテの『神曲』に基づき、「地獄篇」、「煉獄篇」、「天国篇」の3部作の構想を練っていた。キェシロフスキが亡くなるのは1996年。その2年前にトリコロール3部作を完了させて引退を宣言し…
>>続きを読むなかなか壮絶なお話でした。
彼女たちの生き方は潔くも、なんだか幸せに見えず痛々しく感じてしまった。
彼女たち、、、というか人間の性的なものなんでしょうか。
内容もだけど、映像も暗く、なんだか気分が…
「デカローグ」のクシシュトフ・キェシロフスキ監督が、ダンテの「神曲」に想を得て練っていた遺稿(「天国」「地獄」「煉獄」という3部作)の第2章「地獄」をダニス・タノヴィッチ監督が映画化。
フランスの人…