perfect daysがよすぎてこれからヴィム・ヴェンダース監督を極めてみることにした。
これもなんだかゆるっとしててよかった。若い男が急に出会った女の子とその子の祖母の家探しをする話。
好きな…
物語の中で大きな盛り上がりがあるわけではないが、面白かった。
旅、愛情、人間味、があったからだと思う。
文書を書く仕事をしている主人公が、
自分だけの旅だと、筆が進まなかった。
しかしながら、ふとし…
ぼやっと見てた
アリスが親が消えたことに対して虚勢張ってる感じがして、男もわざとらしい優しさを与えない。少女と男というのじゃなくて、旅人二人という感じがよかった。二人のアクションに心地よいズレがあっ…
行き先は、あくまでも暫定的な行き先であり、そこに到着したとてこの孤独や痛みが報われるわけではない。
けれども、とにかく向かわなければならない。そうしていく過程で何かが育まれていく。
ラストですら…
「物事が変化するなんて思えなくなる。自分さえ消える。まるで自分が他人みたいだ」
「自分を見失ったら、見るもの聞くものすべて通り過ぎるのよ。だから、自分が存在する証拠が欲しいの」
自己を省みず、…
「酷い旅だった」と嘆く主人公フィリップに「自分を失ったら見るもの聞くものすべて通り過ぎるのよ」と恋人。続いて「どう生きるかなんて教えられない」と別れを告げる。なんて潔い!他責思考の甘え人間と一緒にい…
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