このレビューはネタバレを含みます
ゴダールの中でも群を抜いてコミカルな作品。力の抜け感が、なんとも言えずちょうどよい。
アンナ・カリーナに対するゴダールのまとまり感は、本作が一番な気もする。
「気狂いピエロ」のようなかっちり枠に抑…
ゴダールにしてはとっつきやすいのでお気に入りの青春犯罪映画を久々に鑑賞。
やはり女1男2の組み合わせはいいですね。
カフェでのダンス、ルーブル美術館を疾走
など、名シーンを楽しむ。
アンナカリーナ可…
タイトルバックやルーヴルの疾走などゴダールの遊び心が随所で垣間見える。やっぱりゴダールは「遊び」で画面に緊張感を作る作家だ。
初対面の男に「流行遅れの髪型だ」と言われて、まとめていた髪をほどき、微…
ジャックロンドン、中国、インドシナ 銃、戦争、大衆文化
前半の「ごっこ」(撃たれる仕草、沈黙、射的)が、後半に現実として一気に回収される脚本の妙。『勝手にしやがれ』であいまいな反抗だったものが、だん…
©1964 Gaumont ‒ Orsay Films