同じ監督による「エルミタージュ幻想」や同じく権力者をめぐるシリーズの1本である「太陽」と同様、やはりなにがしか不思議な感じのする映画です。脳梗塞をわずらい引退してい療養中の老人の生の感情や欲望をソフ…
>>続きを読むそうだったのかー
レーニンのことよく知らないけど、ゴルバチョフ時代に3年間モスクワに住んでたから好きです
街中に銅像とかレニングラードとか色々名前がついた場所があるので生活の中に溶け込んでる感じです…
ロシア映画の画面の湿度は素晴らしい。大好き。
ロシアで映画を勉強したイタリア人シルバーノ・アゴスティの映画の画面もイタリア映画ながらロシア映画のように湿っている。
ロシアでは画面を湿らせよと教えるの…
ソクーロフ監督の"権力者4部作"の1作。
一連の作品同様、権力者の表側を描くのではなく日常を、それも権力を失いつつある時期の日常を描くのはソクーロフらしい視点。
そしてソクーロフ作品にはある種の色…
このレビューはネタバレを含みます
『牡牛座 レーニンの肖像』観賞。『モレク神』よりは退屈しなかったかも?療養所でボケたレーニンの寂しげな姿はどこか盛者必衰の理を感じさせる。思想を重視したレーニンと党を重視したスターリン、レーニンの理…
>>続きを読む アレクサンドル・ソクーロフ監督の昭和天皇の映画『太陽』を以前観て良かったので、鑑賞。
『太陽』を観た時にも感じましたが、当時の建物や家具調度品や衣装を完璧なまでに再現し、光や風、当時の空気感が伝…
1つのシーンに共存する温度差の激しい感情たちが、可笑しいけど哀しい
ラスト1ショットで色んな表情を見せるレーニンお爺さんに釘付け!すごかった
暗くてジメジメしてる映画なんか好きかも、映画館で見ると…