アルフレードとトトのウインクで会話をし秘密を共有し合っている、その心の通じ合った友情関係がとても素敵でした。アルフレードの故郷に帰ってくるなという強い言葉と姿勢に、1つの場所に囚われず、トトの世界と…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ある日唐突に何か大きな事件が起こってそれが直接的にトトを変えたんじゃなくて(火事は大事件だったかもですが)、「映画館」が少年をつくったんだなと。
最後のフィルムは象徴的で、昔の事を思い返したり、大き…
『自分のすることを愛せ。子供の時映写室を愛したように』
アルフレードが街を出るトトに放った最後の言葉。人生を積み重ね知らず知らずのうちに忘れ、失っていく自分自身こそ彼は何よりも大切だと知っていた。映…
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