真夜中のパーティーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『真夜中のパーティー』に投稿された感想・評価

Saki
3.8

毒舌なところと、乙女のバランス。
無論男子会ではなくて、かといって女子会でもない。
独特な空気感は彼女たち(!?)だから、作れるのだ。

美に対する意識や、女以上に女である仕草や言葉遣い、尊敬すると…

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それぞれの抱えている不安がひとところに集まってしまったせいで渦巻き、破滅的だった。親しさゆえの軽妙な罵倒・揶揄というのは、蓄積することで十分に攻撃的なものになってしまうと思う。カウボーイがひたすら馬…

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必要以上に自虐したり、仲間に辛く当たったり、何もかも壊したくなったり…時代が彼らをそうさせたのかもしれないけれど、そう思うとさらにしんどい。
い
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ゲイの誕生日パーティーの集まりに、事情を知らない異性愛者の男性(主催者の友人)がやってきてしまい、段々地獄の状況になっていく話。
オープニング映像以外は室内劇で、舞台の映画化というのを知ってなるほど…

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ド演劇だ。
話の主体は後半から始まる愛する人に電話で愛していることを伝えるゲームだと思うけど、前半の登場人物が浮かれつつギスギスしつつパーティーを楽しんでいる場面が超好きです。
3.5

よくできた演劇の映画化だ! という感じ。たしかにめちゃくちゃ面白いのだが、やはり後半の電話ゲームのくだりはある程度「そういう展開」に耐性がないと見るのしんどいと思う。濱口竜介「PASSION」のゲー…

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傑作
8人のゲイ、1人のストレートが一堂に会する一夜の誕生パーティーを舞台にした密室劇で、さながらカサヴェテス的な崩壊のドラマ×『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』と言った様相
フリードキンが晩年に今…

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誕生パーティに集まった、7人のゲイ。M・クロウリー原作の舞台劇をフリードキンが映画化。フリードキンは、79ねんに「クルージング」を撮っている。こちらはホモ連続殺人を捜査するため、ハードゲイに扮したア…

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