エロス➕染め物➕桶爺い
金で買った新妻を夜毎折檻する男
女は使用人の甥と密通を重ねる
ドロドロとした昼メロ的世界
でもこんなの、この時代の中国、いやアメリカ南部だって、因習に覆われた日本の岡山…
1920年代染め物工房に嫁として売られてきた菊豆とそこの主のクソじじいから孤児として育てられこき使われている天晴との悲劇的な物語。
なんだけど、語り口はこなれておらず、例えば本当は息子である天白がな…
このレビューはネタバレを含みます
殺風景な街並みに映える鮮やかな染物。バッチリ決まった固定ショットと引きのショットで、『紅いコーリャン』同様、画の美しさが秀でている。相変わらずのグー・チャンウェイで、画面に入る光が美しい。
物語は…
今度こそ、私の求める(あくまでもイメージ)のコン・リー×チャン・イーモウ監督に出会えるという期待で観たが、冒頭『紅いコーリャン』の一番エグいシーン出ていた俳優が出て来たので、ものすごく嫌な予感。予感…
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チャン・イーモウ監督🤗✨
ヤン・フォンリャン監督と共同✨
コン・リー主演✨
またまたまた大金を積まれて年上の50歳過ぎの染物屋・楊金山のもとに売られて嫁いできた菊豆(コン・リー)💦
金山は、子供…
チャン・イーモウの特集ということで鑑賞。
中国映画らしい時代背景や景色、屋敷の造り。空撮で撮られる屋根が連なる景色は素敵でした。
紅が印象的で、情熱、出血、血筋…を思わせる。発端は、菊豆の本当の…
チャン・イーモウ監督のデビュー作『紅いコーリャン』(’87)よりも本作の方が好きかな。両方とも農村の風習や伝統を映し出す色彩豊かで深みのある映像が印象的です。ただ、『菊豆』(’90)は人間ドラマがよ…
>>続きを読む染められた反物が人生のよう
何度も落ち、焼けるのが彼らの人生をみているよう
主人公の子供を恐ろしいと感じたけど、残酷な夫の過去を知らず、忍び逢う2人をみてきた子供にとってはそんな風になるのかもしれ…
1920年代中国農村。
資産家染物工房の年老いた店主に子を残すため買われて来た嫁菊豆。年寄店主の人の扱いの酷さに引く。そこで牛馬の如く働く昔拾われた甥天青。自分より年若い嫁をおばさんと呼ぶ。壁穴から…
染色された布がとても効果的に使われていて、カットも美しくて、視覚的にも素晴らしかった。
100年くらい前の中国。かなり不条理で不当な扱いを受けてる人達と、資産家の家の人の鬼畜な行い。血の繋がり、親の…