ジャック・ドワイヨン監督『ピストルと少年』(1990)
与えられたはずの愛を探すためにー
ジェラール・トマサンの名演。
ここまで"欠乏"した表情を湛えられるのはすごい。沈黙の中に迷いと期待が混じ…
【撃たれぬ銃の均衡】
カイエ・デュ・シネマベストに入った『ピストルと少年』を観た。想像と違った作品ながら面白く観た。
銃を拾った少年は、薬局に強盗へ入る。白昼堂々、ショーウィンドウに人がいるにもか…
「他人は嫌いだ」兄妹には強い繋がりがあると信じてる少年。なぜ血のつながりをこんなに大事にしているんだろうか。果たして姉に会ったところで何が変わったんだろうか。あっさりと見つかった姉、未熟だから人を脅…
>>続きを読む一瞬全然ドワイヨンっぽくない!と思ったけど、舞台が閉鎖的じゃないからか。それ以外は人の肉体だけ、社会とか全くない、ひたすら動く(人も関係性も)、いつも通りのドワイヨン。そしてやっぱりずっと会話してる…
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