【撃たれぬ銃の均衡】
カイエ・デュ・シネマベストに入った『ピストルと少年』を観た。想像と違った作品ながら面白く観た。
銃を拾った少年は、薬局に強盗へ入る。白昼堂々、ショーウィンドウに人がいるにもか…
「他人は嫌いだ」兄妹には強い繋がりがあると信じてる少年。なぜ血のつながりをこんなに大事にしているんだろうか。果たして姉に会ったところで何が変わったんだろうか。あっさりと見つかった姉、未熟だから人を脅…
>>続きを読む一瞬全然ドワイヨンっぽくない!と思ったけど、舞台が閉鎖的じゃないからか。それ以外は人の肉体だけ、社会とか全くない、ひたすら動く(人も関係性も)、いつも通りのドワイヨン。そしてやっぱりずっと会話してる…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
離婚したアル中の母親と暮らす少年のもとに死んだと聞かされていた姉から連絡が入る。見たこともない姉に会おうと(だいぶ強引かつ短絡的ではあるが)資金調達のためピストル強盗に入り、顔馴染みの刑事に出くわし…
>>続きを読む会話シーンの撮り方がいい。3人のうち一人が弾き出されたりまた入ったり運動が継続される。またそれぞれの顔が魅力的に映っている。弟の希望を語る最後の顔。銃によって従属関係が変化し、ラストまで関係性が変化…
>>続きを読む主人公のマルクがどうして
姉や苗字に拘るのか
15歳の少年はそれまで家族の愛を受けてこなかったからなのかなぁ
割の合わない犯罪を犯してまで
姉に会いに行こうとする直向きさは正直理解は出来ませんでし…
姉と弟、とにかくこの2人の面構えと演技が良い。
台風の迫る夜、ミニシアター系の作品を無性に観たくなり鑑賞。多くは語られず、殆どが車中での会話劇。求めていた雰囲気。
警官に銃を突きつける姉と弟の対比…
死んだと聞いていた姉が実は生きていると知った少年。刑事をピストルで脅し姉に会いにいく。(不登校だったりタバコ吸ったりちょっとやんちゃな少年マルク)
もう少しアクションがあるかと思ったけど、大半が車…