初代高橋竹山もところどころで登場する、ドキュメンタリーが混ざったような作風。雪の景色が厳しくて美しい。竹山役は林隆三じゃなくて、もっと他の人で適役がいたんじゃないかと思わなくもない。林隆三さんは嫌い…
>>続きを読む高橋竹山(ちくざん)というのは、青森や北海道で、津軽三味線を担いで坊様(ぼさま)をしていて、津軽三味線としては史上初のLPを出し、さらにはアメリカ公演をするほどにまで登り詰めた方。坊様というのは、あ…
>>続きを読む新藤兼人監督作品。良かった。三味線ロードムービー。高橋竹山さんの青春を描いた作品で、本人も登場し、語りもある。ドラマとドキュメンタリーを融合したスタイルの作品。ちょっと前に観た「津軽じょんがら節」も…
>>続きを読むこの映画「竹山ひとり旅」は、津軽三味線を一地方のささやかな芸能から、民族的な芸術のひとつにまで押し上げた、高橋竹山の青春時代を描いた作品だ。
竹山の三味線が聞けて、それが素晴らしいことは言うまでも…
半盲目の津軽三味線奏者である高橋竹山の放浪の物語。
子供の頃に麻疹で半盲目となった為、母親が近所の三味線芸人の所に入門させたことにより三味線の道に進んだ高橋。主に東北地方を中心に周る門付芸人としての…
予想とはかなり異なる
三味線演奏家・高橋竹山氏の艱難辛苦物語と思いきやさにあらず。
悲惨・熾烈・苛烈な場面をこれでもかこれでもかと畳みかけるお涙頂戴ものと予想していたが、竹山氏のそれぞれ異なる女性…
【1977年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
新藤兼人が津軽三味線を全国区にした第一人者、高橋竹山の半生を実際の映像と組み合わせながら描いた作品。
奇しくも同じく盲目の瞽女を描いた篠田正浩『…
竹山の乞食旅に魂が共鳴、全編にわたって震えながら観た。
印象に残るシーンが多すぎて列挙しづらいが具体的な描写・映像よりも、観賞後の私への甚大な影響を以てとりあえずここにメモしとこうと思う。
とにかく…
貧困と差別と三味線。
極寒の北日本を巡り、コソ泥・犬肉喰いの飴売り・盲目の女物乞いといった社会的弱者達との接触を経ながら三味線の技術を会得していくロードムービー。
林隆三が盲目設定を放棄しているかの…