このレビューはネタバレを含みます
ピエール(ミシェル・ピコリ)は妻のカトリーヌ(レア・マッサリ)と別居し、パリのアパートに若く美しいエレーヌ(ロミー・シュナイダー)と住んでいる。まもなく二人は北アフリカのチュニスへ移ることになってい…
>>続きを読むストーリーの中心が「おっさんの揺れる恋心」なので、後1mmずれればギャグになってしまうようなテーマ。
正直エンディング直前までは昭和の昼メロ程度の内容で退屈だが、病院に運ばれるあたりからの演出や死…
煮え切らない男の三角関係に死がケリをつけてくれるが、どうやら望みの落とし前にはしてもらえそうにない。妻レアを嫌ったわけではなく、ロミーと割ない間柄と落ちて1年、ところがどうもこの男、元の鞘に未練い…
>>続きを読む逆再生の入りとフィリップ・サルドの音楽にグッと惹き込まれる。
そしてミシェル・ピコリ、ピコリ、ピコリ…
う~んフランス的で好みの予感がプンプンする。目まぐるしく時間軸が入れ替わるけれど全く難解さも…
クロード・ソーテ監督の初恋愛作品。
車が事故で横転するシーンからのフィリップ・サルドの曲が最高。
(このメインテーマはピッコリとロミーでデュエットもしている)
そして何回も横転シーンがその後のストー…
冒頭のシーンの衝撃から惹き付けられ、見終わる頃には切なさで胸がいっぱいに。
恋人の心境を思うと、とてもじゃないけどやり切れない。
手紙を躊躇うことなく破り捨てた元奥さんの姿が印象的。
自分が死に直面…
人生は巻き戻せないが思い出は巻き戻して、なんなら気分次第で編集できる。死ぬ間際の走馬灯で無限に生きるならそれでもいいけどねえ。この映画の教訓は「いい歳して、はしゃがない。」これに尽きるのではないでし…
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