このレビューはネタバレを含みます
藤山直美と勘九郎。牧瀬里穂が意地悪な役をしてて意外と合ってる。藤山直美がえらいことしてそのあとえらい目に遭う。
ジェルソミーナ『道』に似たシーン。
藤山直美がお香典を叩きつけるところがいい。大楠道…
福田和子の事件をモチーフにしているらしい。妹を殺してしまった引きこもり姉の逃避行なんだけど、逃亡中の方が人生豊かになってるのが皮肉で面白い。テーマは重いのにシュールな笑いで軽く見せてくれるのも阪本順…
>>続きを読む面白い。いや、面白いと言っていいのかよくわからない映画だった。
2000年に撮られた作品だとは思えないほど、妙に古くさい雰囲気があった。部屋や路地、至るところが小汚ない。その小汚ないものを美しく撮ろ…
実際にあった事件。
世界仰天などで何度も取り上げられていたので
大体どんな事件なのかはわかってたけど
藤山直美の演技力が凄くて
かなり楽しく観ることが出来ました。
近所のおばちゃんが
「この…
2001年 鑑賞
顔の整形することなく、時効直前まで逃げ延びた女性。何故なのか...
妹を殺してしまい、外の世界へ飛び出した。もちろん逃げるため。でも逃げ生きるためには、他人との接触をしなければいけ…
同じ阪本順治監督の『団地』とメンツが結構被ってて、同じように変に間が抜けたおかしさがある映画だった。
妹になじられて積年の恨みから殺してしまい、そのまま逃げ続ける女の話だからシリアスなはずなのに、な…
人を殺してからの方が水を得た魚のように生き生きとする主人公が魅力的だった。
家にこもって自分を蔑んで死んだようにミシンを踏んでいた頃より、ずっと魅力的だった。
逃げて逃げて幻覚に悩まされながらも逃げ…
生温い時間の流れと軽やか音楽で終始明るい光のようなものはないけど、なぜか爽やかにむしろかっこよく感じるほどの
人間臭さと生命力の塊をみた
「熱い、身体が熱い」主人公が言ってるのがどんどんきこえた
配…
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