貧しい暮らしの中でひたすら働く主人公とそれを取り巻くだらしない男達、幸せには程遠くても小さな喜びを見つけてひたむきに生きようとするその姿には苛立ちとた逞しさを感じた。
当時の下町のパリの生活が丁寧に…
哀しくて虚しい、余韻がしばらく残る映画★3.9!
久々にしばらく余韻の残る映画を観た・・・流石フランス映画の巨匠ルネ・クレマン、ハリウッド映画と違い虚しくも悲しい現実をこれでもかっていうほど見せ…
ヒロインの元恋人とのちに結婚した夫が見た目が似ていて、元恋人と夫とヒロインと子供たちで暮らすという妙な状況になったときに、元カレと旦那が双子みたいに思えて面倒くささが2倍になったから主人公は大変だな…
>>続きを読む当時のパリの景色がいい。エミール・ゾラの原作を読んだ気分になれる。主演女優の演技が素晴らしい。酒飲みって、自分の欲望や怒りが制御できないのかな。望むと望まざるとに関わらず、周りを巻き込みながら自滅し…
>>続きを読む【男性運が悪いのか、元々そういう人が好きなのか、苦労続きの洗濯女ジェルヴェーズの物語】
作家エミール・ゾラの出世作で代表作
『ゾラの生涯』を観たくて、何作か追加鑑賞予定だが、原作者の名前が登録され…
<昔のパリの風俗と幸薄い女の人生>
19世紀半ばのパリの裏町。ジェルヴェーズは内縁の夫ランティエに裏切られ、二人の子どもを抱えて屋根職人のクポーと所帯を持ち、夫の友人で彼女に好意を寄せる鍛冶職人グ…