悪の愉しさの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『悪の愉しさ』に投稿された感想・評価

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5.0

ロシア文学にでもありそうなお話。世の中が気に入らないからと皆をうまく丸め込んで斜に構えていたらドツボにハマる伊藤久哉。サイコパスっぽいイケメン具合でぴったり。ラストの蜻蛉の季節感好きよ。愛して欲しか…

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otom
5.0

人間を上手く扱っている気でも周りの人間もそれほど馬鹿じゃないって云うのを絶妙な塩梅でやる。割と素のイメージな脂ぎったこと森雅之と、不可抗力とは云え♨︎マークに出入りする久我ちゃんの主役級を抑え、世に…

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YAZ
3.8

知人殺すサラリーマンの観る

妻子と暮らす中根は友人から
少額を騙し取るはの小さな男
一度関係し忘れられない同僚
康代が結婚すると

監督 千葉泰樹 原作 石川達三

森雅之、久我美子目当てで観たら…

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意外とこの年代の東映の現代劇って見てこなかった。こんなに下衆な映画なのに110分もあるのが変なように思う。普通7、80分で済ますんじゃないか。でも原作が新聞連載らしいからこのくらいになるんだろう。ど…

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3.6
昔の目黒駅ってあんなんだったんだ。
mira
4.0

会場を後にするときに風で馬券?新聞紙?が風で舞っているカットがちゃんと挟まれていて素晴らしい。次々に女を抱く男、やって金がはいって、また金が出て、首が回らなくなり、、、飛び降りプライスレスさやばい。…

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このまんまの脚本で、もしアランドロンが主演したら、さぞかしもてはやされるだろうなー、という佳作でしたよ。こういう調子に乗った小悪党が追いつめられていく様は、小市民にとっては痛快なもんだし、そしてその…

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後年の「青春の蹉跌」に似通った石川達三原作の社会派小説を、娯楽映画の達人千葉泰樹監督が、新人伊藤久哉の饒舌で冷血な感情を持つアンチヒーローを描出して秀作とした。検察室の窓から飛び降り自殺した伊藤に、…

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人を操る愉しさ、などと言っても、やっていることはカネで縛るだけ。口八丁とか、虚言癖のようなキャラかと期待したのだが、悪意の塊という、どこにでもいる、つまらない奴だった。

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