必死剣 鳥刺しのネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

『必死剣 鳥刺し』に投稿されたネタバレ・内容・結末

藤沢周平原作、平山秀幸監督作品。
やはり彼の原作は、どの作品もおもしろい!観るもの誰をも原作へと引き込ませていく力がある。また平山監督の静と動の見事なバランスの作り方が素晴らしい。そして豊川悦司の鬼…

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鯉昇師匠の役切なすぎませんか…。
本当に何度妾風情がと思ったことか。
組織に生きる、上に従うしか無い定めでも
命を捨てて一矢報いるというまさに必死剣。
技を出した時には自分も敵も死んでいるという。

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最後の壮絶な戦いと必死剣に衝撃を受けた。しかし、なぜあそこで関係を持ってしまったのか、子供という生きがいを得て、救われるのか。
必死剣 鳥刺しってそういう…。いいですよね、遣い手が死を自覚したときの絶対孕ますぞみたいな禁断の一撃。

もう少しキャラクターごとの活動が描写されても良かったと思う。第三者のセリフによってキャラクターの立場や思惑を説明してしまうことが多かった。
いや、ストーリー自体はシンプルなのでその方が見疲れしないで…

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藤沢周平原作、同じ藤沢原作の山田洋次『隠し剣鬼の爪』とよく似てるシチュエーション。誰も見たことのない奥の奥の一手の秘剣炸裂の醍醐味。
藩政窮乏を顧みず政治に口出しする藩主側室を能舞台観賞後に廊下で刺…

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藤沢周平ファンには堪らない映像化。
まずキャストがめちゃくちゃ良い。豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、岸部一徳だけで完璧。特に主演の豊川悦司は、哀しい宿命背負ってる雰囲気出してるし、最後の殺陣は迫真で力…

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「隠し剣 鬼の爪」のような結末をほのかに願っていたが、必死剣の名の通り、悲劇のラストに…。
藤沢周平の主人公らしく、トヨエツも清廉潔白でストイックな感じがステキでした。

豊悦は損得ではなく善悪を己の指針とし実行した。視聴者の感情に触れるのはこの部分である。
ところで彼が究めるべくは、鳥刺しではなく、必殺仕事人のような隠密術ではなかったか。
それとも自分にはその術がな…

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藩主の愛人を殺したのに、生かされて藩主の警護役となった男の数奇な話。最後自分が生かされた理由を知った時の主人公が切ない。

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