壮大なスケール感、BGMでキリスト教成立の物語を追えるので、キリスト教を勉強する入口としては最適な映画に思える。後半の解釈については当時論争を起こしたようで、実際見ていて結構びっくりするが
かなり最…
人間イエスの苦悩と信仰
スコセッシが描くキリスト受難劇
公開当時、国際的な論争に発展した一本
ニコス・カザンザキスの小説を原作とし、「タクシードライバー」を手がけたマーティン・スコセッシ、ポール・…
再鑑賞・記録
ナザレのイエス役にウィレム・デフォー、マグダラのマリア役にバーバラ・ハーシー、ユダ役にハーヴェイ・カイテル、ピラト役にデヴィッド・ボウイという強烈さ。
プロテスタントではありますが…
人間イエスが見る幻想。マリアと結婚して子を設ける。人間の幸せを求める誘惑。苦悩。ポール・シュレーダーとスコセッシの新解釈は説得力がある。それをキリスト教団体は上映禁止で封殺しようとする。やはり魔女裁…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
スコセッシ監督がとてつもない苦労を経て作られた本作。ユダの裏切りを神の使命として描いたことや、キリストは最後は普通の人間として死ぬという誘惑があったという解釈が幾つもの宗教団体から抗議があったのだそ…
>>続きを読むキリストを極めて人間的に描いていて、スコセッシの宗教観が伝わる
ユダの裏切りが実はキリストが指示した自演として描かれているのが当時問題になったそうですが、全体的におとぎ話としての聖書ではなく史実とし…
マーティン・スコセッシ監督の作品。遠藤周作の『沈黙』も映画化した監督だ。『沈黙』にも、「なぜ、神は私を見捨てるのですか?」というセリフがある。福音書にもイエスは十字架上で、同じセリフを言う。スコセッ…
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