老人・女性視点の戦争。戦地へ向かう兵士に混じって、孫を探す老婆が列車に揺られる異様さ。
徹底して「よそ者」である彼女は彷徨し、匿名的な人々と関わり合い、その眼差しでまず顔を見る(顔同士が切り返される…
公開以来の再見。泣いた。ソクーロフ版『東京物語』。誰もが言うと思うが孫がアレクサンドラの髪を結ってやる場面の親密さ、名場面すぎる。アレクサンドラが知り合ったばかりの現地のおばあちゃんやその親戚達と女…
>>続きを読むどちらかというと音が面白かった最近音に着目し過ぎてしまうが
音楽はレコードそのまんま流してるみたいに遠くで鳴ってるのに、環境音とかノイズはやたら近くて、それがずっと続いているのが良かった。
人間や環…
《アレクサンドル・ソクーロフ監督特集》⑤
"真の強さは理性"
内戦が続くチェチェン共和国を舞台に、ロシア軍駐屯地に勤務する孫のデニスを訪ねてやってきた老女アレクサンドラの数日間。
幾つになって…
【鑑賞メモ】
「武器や暴力は、真の力を持たない」
熱い砂埃に覆われたような質感のフィルムで、描かれる駐屯地の様子。
主人公はずっと「暑い」とか「手を引っ張らないで」とか不機嫌そうで、周りも忙しな…
戦場のドンパチや殺戮風景を描かない反戦映画としてはかなり心に刺さる場面が多くて、ソクーロフ作品として最大の傑作と言われるのも納得してしまった。
アレクサンドラがのんびり徘徊するときに目撃する装…