哀しいバイオレンスの究極。傑作の韓国ノワール。
この時代韓国でこういう破滅した家庭事情みたいなの社会問題とかなったんですか?って思うくらいにその世界しか描かれてなかったですね。陰鬱で陰鬱で。
サン…
「家族」という離れられないしがらみの中で、沢山の糸が絡まり合って、出逢って、引き寄せ合う傷を抱える人々。ヤンイクチュンの鮮烈デビュー作品。他の役柄も観たくなる程痛烈すぎる演技。強いのに弱く魅せる演技…
>>続きを読む「あゝ荒野」から興味を持って見たけど同じ俳優とは思えない。
観てる側も息もできないそんな暗い映画です。愛や思いやりはちょっとずつ人を動かすけど、暴力は結局何も生み出さないことが最後のシーンで思い知…
人なんて、どうしようもない。
生まれた世界で暮らすだけ。
見てきた日本映画の中にはなかった、
切なさの表現方法。
これ自体も前の映画だけど、
最近の邦画人間ドラマが平和ボケして感じる人にうってつ…
暴力は連鎖するし、育った環境のループから抜け出すのは難しい。当たり前の事なんだけど、つい変われる期待をしちゃうから生きてて傷つくんだな。
っていうつらみをサラッと描く。
絶対にハッピーエンドじゃない…
「あゝ、荒野」を観て、ヤン・イクチュンさんにとても惹かれ、彼の監督脚本主演の今作に興味を持ち観ました。
韓国の情勢がどのようなものかわからないながらも、日本でもこういった生活、苦しみ、苦悩を持って…
この映画は最後まで見ても何も生み出しません。何も救われません。
でもそれが、暴力なんだと思います。
そして、お互いの本当の状況下も知りません。
知らないからこそ純粋に保たれていたし、知らないからこ…
これまで観てなかった事に後悔した。
観たはいいけど、
文字通り息もできないほど
観た事に後悔した。
ブラジル映画の「CITY OF GOD」の後味はどこか客観視出来たのだが、お隣の国のこの映画はそう…
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