四季を売る男の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『四季を売る男』に投稿された感想・評価

ハンス,1キロ2マルク40梨売り,1ポンド女購入希望,訪問,バー飲み,元警官,ブラ見せ女,咥え,見られ回想,警官時代愚痴,椅子投げ,怒られ,帰宅.暴力,起床,家族夜逃げ,嫁置き手紙,妻殴られチクり,…

>>続きを読む
西東京

西東京の感想・評価

4.2

虚ろな視線の交わりだけで物語が進み、鬱になった男と目が合わなくなる。残されたイルム・ヘルマンと友人は決して目を合わせないように会話して終わり。進むというより停滞した挙句にひとりの男が退場するだけ、み…

>>続きを読む
SunO2

SunO2の感想・評価

4.0

才能がない夢もない金もない。一番ないのは自尊心。日銭のため売るものもない。家族には馬鹿にされ続け居場所がない。そしてあらゆる事がつながっていない。音楽もない。多分どこかで既に死んでいたのだ。無を描こ…

>>続きを読む
Cem

Cemの感想・評価

5.0

世間にうまく対応できない男の悲劇を描くドラマ♡♬*゚

男のモデルはファスビンダーの叔父だそうだ。心臓発作という最悪な出来事から変わってしまう男。早かれ遅かれこうなっていたんだろうと、心臓発作はただ…

>>続きを読む

再鑑賞
回想の使い方が奇妙。身振りは、露骨にメロドラマ。









やっぱファスビンダー面白えな。
複雑な視線劇・家庭劇から垣間見える当時のドイツ社会。
仕事も家族も全部面倒くさくなって憔悴…

>>続きを読む
伊達巻

伊達巻の感想・評価

4.1

ダグラス・サークの映画に影響を受けてからメロドラマの作風を取り入れていくことになるファスビンダー第一作。といってもそれ以前の彼の長編を未だ一本も観れてないのでそこらへんの変遷などはよくわからない。主…

>>続きを読む

果物売りの男の破滅を回想形式で追っていく家庭ドラマ
他者からの愛を受けたいが、抑圧や偏見によりそれが叶わず徐々に精神が擦り切れていく話で、同じファスビンダーの『不安は魂を食いつくす』と似てる
他作と…

>>続きを読む
歌麿

歌麿の感想・評価

3.9

邦題が素晴らしい!
果物売り=四季売り。

影響を受けたと言われるダグラス・サーク先生の「天はすべて許し給う」も鑑賞して思ったが、他者が望む人物像と本人には乖離がある。 同性愛者として生きたファスビ…

>>続きを読む
お

おの感想・評価

-
助ける術なく覇気が消えていってしまう男恐ろしい
見守るしかないイルムヘルマン
ファスビンダーの中でもかなり上位で好き
秋刀魚の味じゃない

多々あるファスビンダー映画の中で、故・佐藤忠男さんが「いちばん好きな作品」、マーティン・スコセッシが「マリアブラウンの結婚」「不安は魂を食いつくす」と共に押している今作。監督が劇団アンチテアター解散…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事