【ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー】
英国映画協会「The 100 Greatest Films of All Time」「史上最高の映画100」(2022)52位。不安は魂を食いつくす(…
あまりおもしろいとは思えなかった。
出てくる女、みんなやさぐれてるなと
(ハンナ・シグラもイングリット・カーフェンも常に娼婦感や悲壮感が出ているのが魅力ではあるけど)
撮ろうという欲望のまま撮影…
出所したばかりの男が、自分の彼女であるクラブの歌姫の楽屋に忍び込む。「愛は死より残酷」と同じフランツとヨアンナという男女の組み合わせを壊すところから始まる関係性。実質的には続編(後日譚)ともいえる内…
>>続きを読むファスビンダーの白黒時代では一番面白いと思う。
様式的演出がほぐれてカメラワークや照明に意匠が凝らされているが、カラー時代のキャンプな要素はまだそこまで展開されていない。
オープニングクレジットとか…
引き続きR.W.ファスビンダー監督の初期作。
ムショから出たイケメン男が、無気力モードで漂うノワールテイストな作品。
ムショから出たフランツ(ハリー・ベアー)を捉えるトラッキングショット、マルガレ…
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品。
刑務所を出所したフランツは、恋人ヨアンナの元に帰るが二人の仲は昔のようにはならず、フランツはギュンター・カウフマン演じるゴリラと強盗を企てるが・・・と…
ファスビンダー監督の長編デビュー第三弾。監督自身が死の前年に選んだ自作ベストの5位に挙げている。前作「出稼ぎ野郎」が高評価を受けたことで制作予算が多く集まり、監督にとっては初めての本格映画となった一…
>>続きを読むカメラワークがあまりにも秀逸。純粋にスタイリッシュさでカッコいいと思ったファスビンダー作品は久しぶりかも。ラストのスーパーのシークエンスが素晴らしい。純ノワールの黒さと純サスペンスの張り詰めた空気感…
>>続きを読む再びファスビンダーによるチンピラ活劇。これはこれで見応えのある佳作。デビュー作『愛は死より冷酷』の焼き直し感は否めないとしても、スピード感のUPした演出はさすがである。ファスビンダー流の遊び映画。
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