四季を売る男の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『四季を売る男』に投稿された感想・評価

人間関係のこじれ方がなんともファスビンダーらしいのだが、あまり面白くない。「ファスビンダーにしては」面白くない。ズームの使い方だけは面白い。

一晩経ったらじわじわ面白いと感じてきた。
K

Kの感想・評価

4.0
ファスビンダーがサークに影響を受けて撮った作品のひとつ。
ベッドシーンの撮り方が面白くて良き。
イワシ

イワシの感想・評価

3.5

ハンス・ヒルシュミュラーの外人部隊時代の回想の現実感の無さに笑った。ブニュエル『昼顔』の性的妄想をそっくり引用したかのような鞭打ちと寸止めされる射殺。回想が終わり念願叶ってテーブルに伏して死ぬヒルシ…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

元警察官の果物売りのハンスの声がアパートの一角に木霊する。娼婦による職務中の口淫を目撃されてクビに。心底最低で冴えない輩が主人公。突然の発作によって人生は黄昏時へ。全くどうしようもないが寄り添おうと…

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華

華の感想・評価

4.0
悲しいくらいあっけなかった
どんなにクズ野郎でも、悩みがあって、
あぁもういいやって潮時を自分で決められることことこそが彼にとっていちばんの幸福だったのかしら

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品。
果物売りをしているハンスは酒場に入り浸り、妻に暴力を振るう。娘を連れて出ていった妻に戻ってほしいと懇願するが、拒絶され、心臓発作を起こして倒れるが・・…

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かなり観やすい笑えるファスビンダー。ちんぽをしゃぶらせたところを見られてしまい、警官をクビになった男が主人公。夜、街を歩いていたら娼婦と間違われる妻。母さんの不倫を覗き見してしまう少女。アルトマンみ…

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mi

miの感想・評価

4.5

好きビンダー。
クズ野郎の主人公だけど、周りに認められない悲哀や、自身の精神崩壊からなんとも後味の悪い結末に至るまでいかにもファスビンダー。
愛なしでは生きてはいけないのかもしれないけど、愛だけでは…

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ジーナ

ジーナの感想・評価

3.9

ファスビンダーがダグラス・サークの影響でメロドラマに転換した時期の一本。

母親の抑圧から逃れるために外国人部隊に入隊するも挫折し、警察官になったハンス。
しかし、しょっぴいた娼婦の誘惑に負け、フェ…

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甲冑

甲冑の感想・評価

4.5

インタビューを読んでいる限り『聖なるパン助に注意』までと今作からはちょっと作り方が違うようで感情を入れるようにしたそう。個人的に今作はイルム・ヘルマンが妻役としてもう一人の主役と言っても良いくらいで…

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